スパルタンレース · 12 MIN READ
スパルタンレースのエリート・エイジグループ・オープンの違い|表彰・ルール・年齢区分・参加費
スパルタンレース(Spartan Race)のエイジグループは、同じ年齢グループの人どうしで順位を競う競技の区分です。米国の公式FAQでは、ルールはエリートと同じで、各年齢グループの男女上位3名にメダルが贈られます。オープンは順位を競わない区分で、チームで申し込めるのはオープンだけです。3つの区分の表彰・障害物の罰・年齢グループの分け方・出られる年齢・日本の大会の参加費とスタート時刻を、公式の情報で整理しました(2026年10月17日時点)。

スパルタンレース(Spartan Race)のエイジグループ(AGE GROUP)は、同じ年齢グループの人どうしで順位を競う「競技」の区分です。米国の公式FAQによると、障害物のルールはトップ選手が走るエリートと同じで、各年齢グループの男女上位3名にメダルが贈られます。2026年の日本の大会ページは、賞金をエリートの特徴に挙げ、エイジグループは「年齢別表彰」の区分としています。
オープンは順位や賞を競わない区分で、チームで申し込めるのはオープンだけです。友達やパートナーと一緒に走るならオープンを選びます。1人で同じ年代の中の順位を競いたいならエイジグループです。トップ選手と賞金や選手権の出場を争うならエリートです。
3つの区分の違いは、表彰のほか、障害物を越えられなかったときの罰、助けを受けたときの扱い、チームで出られるか、出られる年齢に出ます。2026年の日本の大会(11月14日の千葉のスプリント・12月19日の大分のStadion)では、参加費はエリート・エイジグループ・オープンの順に1,000円ずつ安くなり、スタートはエリートが最初で、エイジグループ、オープンの順に続きます。
根拠にしたのは、日本の主催者である株式会社SRJの公式サイト(国内開催情報・エントリー方法・スパルタンについて)と2026年9月の新潟大会のレースガイド、公式の申込サイトにある2026年の千葉・大分の大会ページと、米国のSPARTAN RACE, INC.の公式FAQ、世界の公式サイト(spartan.com)のエリートライセンスの案内です(2026年10月17日確認)。英語のページは編集部が訳しました。
エリート・エイジグループ・オープンの違い(一覧)
項目 | エリート | エイジグループ | オープン |
|---|---|---|---|
競うか | 競技 | 競技 | 競技ではない |
順位と賞 | 男女それぞれ上位3名が表彰台を争う。2026年の日本の大会ページは「賞金/賞品や表彰」と説明 | 年齢グループごとの男女上位3名にメダル。2026年の日本の大会ページは「年齢別表彰」と説明 | 賞はない |
障害物を越えられなかったとき | ペナルティループ(Stadionは全員バーピー15回) | ペナルティループ(Stadionは全員バーピー15回) | バーピー30回(Stadionは15回) |
障害物での助け | 外部の助けを受けると失格 | 外部の助けを受けると失格 | 日本の公式サイトは、オープンの欄で、チームで出ればメンバーどうしで助け合えると案内 |
チームでの申し込み | できない | できない | できる |
最低年齢(スプリント・スーパー) | 16歳 | 16歳 | 14歳 |
2026年の日本の大会のスタート | 9:00 | 9:15〜10:00(年代ごとの4組) | 10:30から |
参加費(千葉のスプリント) | 18,000円 | 17,000円 | 16,000円 |
順位と賞・障害物の罰・外部の助けの扱い・最低年齢は米国の公式FAQ(順位と賞の欄の「」内は日本の大会ページ)、チームでの申し込み・助け合い・スタート時刻・参加費は日本の公式サイトの記載です。参加費のほかに、保険料・システム利用料・消費税がかかります。
エイジグループとは(年齢グループの分け方と表彰)
米国の公式FAQによると、エイジグループは競技の区分の一つで、同じ年齢グループの中で順位を競います。障害物のルールはすべて適用され、各年齢グループの男女上位3名にエイジグループのメダルが贈られます。米国の公式FAQに賞金の記載はありません。2026年の日本の大会ページは、ELITEを「賞金/賞品や表彰及びランキング」、AGEを「年齢別表彰及びランキング」が特徴の区分と説明していて、AGEの説明に賞金は出てきません。
米国の公式FAQによると、障害物のあるレース(OCR)の年齢グループの分け方は、レースの種類によって違います。
種類(障害物のあるレース) | 年齢グループ |
|---|---|
スプリント・スーパー(10区分) | 16-17/18-24/25-29/30-34/35-39/40-44/45-49/50-54/55-59/60+ |
ビースト・ウルトラ(9区分) | 18-24/25-29/30-34/35-39/40-44/45-49/50-54/55-59/60+ |
ビーストの世界選手権だけは、60+を60-64と65+の2つに分けます。競技場で行うStadionの年齢グループは、米国の公式FAQには書かれていません。
米国の公式FAQでは、どの年齢グループに入るかは、レースの日の年齢ではなく、その年の12月31日時点の年齢で決まります。この決まりでは、レースの日に29歳でも、その年の12月31日時点で30歳になる人は30-34の区分です。日本の大会では、2026年9月の新潟大会のレースガイドも、年齢区分はその年の終わり(英語版は12月31日)の時点の年齢で決まるとしています。
米国の公式FAQでは、エイジグループの賞の対象になるには、申し込むときにエイジグループの区分を選ぶ必要があります。オープンで申し込んだ人は、エイジグループの表彰の対象になりません。入賞した人は、レース当日の表彰式に本人がいないと賞を受け取れず、後から郵送もされません。
日本の大会の年齢グループ
2026年の千葉と大分の大会ページの時間割では、エイジグループのスタートは16-29/30-39/40-49/50+の4組です。大会ページはAGEを「年齢別表彰」の区分と説明していますが、表彰をこの4組ごとに行うのか、別の分け方で行うのかは書かれていません。
日本の公式の記載には、ほかに2つの分け方があります。「スパルタンについて」のページは、AGEの区分を14-29歳・30-39歳・40歳以上と書いています。2026年9月の新潟大会のレースガイドは、表彰の年齢区分を10区分としていますが、日本語版は16-19/20-24/25-29/30-34/35-39/40-44/45-49/50-54/55-59/60+、英語版は14-17/18-24から始まり、いちばん若い2つの区分が版によって違います(25-29から上は同じです)。どれも大会ページの4組とは分け方が違うため、表彰の区分を気にする人は、申し込む前に主催者に問い合わせて確かめてください。
オープンとは(チームで出られる、順位を競わない区分)
米国の公式FAQによると、オープンは競技ではない区分で、全年齢・全レベルの人が対象です。賞は出ません。
日本の公式サイトのエントリー方法のページによると、チームで申し込めるのはオープンだけで、エリートとエイジグループはチームで登録できません。同じチームで登録した人は、同じ時刻にスタートします。日本の公式サイトの「スパルタンについて」のページは、レース全体の説明として、参加者どうしで助け合って障害を越えてよいと書いています。ただし、メンバーで助け合える「TEAM」での参加を案内しているのは各種目のOPENの欄だけで、ELITEとAGEの欄には助け合いについての記載がなく、この2つの区分で助け合ってよいかは日本の公式サイトには書かれていません。
障害物を越えられなかったときは、オープンではバーピー(スクワット・腕立て伏せ・ジャンプを続けて行う運動)を行います。米国の公式FAQによると、障害物のあるレースでは30回、競技場で行うStadionでは15回です。2026年9月の新潟大会のレースガイドは、オープンはペナルティループとバーピーのどちらかを選べるとしています(回数の30回は英語版にだけ書かれています)。
日本の公式サイトは、スプリントとスーパーのOPENを初めて出る人におすすめとし、ビーストのOPENは「SPRINT,SUPER経験者におすすめ」と案内しています。友達やパートナーと同じチームで一緒にゴールを目指すなら、オープンで申し込むことになります。
エリートとは(賞金・最初のスタート・2027年からのライセンス)
米国の公式FAQによると、エリートはトップ選手どうしで表彰台と選手権(チャンピオンシップ)の出場を争う区分です。男女それぞれ上位3名が表彰台を争い、障害物のルールはすべて適用されます。レースの日に最初にスタートするのがエリートの組です。
2026年の千葉と大分の大会ページは、ELITEを「賞金/賞品や表彰及びランキング」が特徴の区分と説明しています。世界の公式サイトの競技レースの案内も、エリートを賞金を競う区分としています。賞金の額は、どちらにも載っていません。2026年9月の新潟大会のレースガイドでは、ELITEの男女上位3名をレース当日のステージで表彰し、賞金は後日、指定の口座に振り込むとしています。
2027年からのエリートライセンス
世界の公式サイトによると、2027年シーズンから、リージョナル選手権と世界選手権のエリートの組に出るには「エリートライセンス」が必要になります。通常のレース、ナショナル・リージョナルシリーズ、ナショナル選手権のエリートは、ライセンスがなくても申し込めます。
2027年のライセンスは、2026年の1年間の成績で決まります。対象は18歳以上で、申請は要りません。
2026年に走ったレース | ライセンスを得られる成績 |
|---|---|
通常のレース(スプリント・スーパー・ビースト・ウルトラ) | 総合15位以内(エリートとエイジグループを合わせた順位) |
ナショナル・リージョナルシリーズのエリート | 15位以内 |
リージョナル選手権のエリート | 25位以内 |
世界選手権のエリート | 30位以内 |
資格を得た人は、受けるか断るかを選びます。世界の公式サイトのライセンスの案内では、受けた人は、2027年はエリートの組があるレースではエリートで走る必要があり、エイジグループで走るとライセンスを失います(オープンでは走れます)。米国の公式FAQは、エリートで走る必要があるのを「選手権のレースでエリートの組があるとき」と書いていますが、エイジグループで走るとライセンスが取り消される点は同じです。断った人は、通常のレースとナショナルシリーズのエリート、エイジグループに出られます。
エイジグループの選手がライセンスを得る道は、2027年シーズンの成績から始まり、2028年シーズンのライセンスになります。全年齢のグループを1つの総合順位にまとめて判定します。日本の大会でこのライセンスがどう扱われるかは、画面に出ている日本の公式ページには書かれていません。
エリートとエイジグループで走るときの決まり
米国の公式FAQは、競技の2つの区分(エリート・エイジグループ)で走る人に、次の決まりを挙げています。
- 自分の組の時間に遅れたり、別の時間に走ったりすると、その組では失格になる
- ゼッケン番号の入った赤いヘッドバンドを、番号を前に向けて着ける
- 障害物で外部の助け(飲食物の提供や医療行為)を受けると失格になる
- 障害物の様子が撮影され、越えられたかを確かめられることがある
- 障害物を越えられなかったときはペナルティループを走る(Stadionのレースだけは、全員バーピー15回)。バーピーの回数は本人が数える
失格になると完走タイムは付かず、オープンの組に移ることもできません。返金や次の大会への振り替えもなく、トライフェクタ(1年のうちにスプリント・スーパー・ビーストをすべて完走すること)やポイントシリーズにも数えられません。
ペナルティループの長さや中身は、米国の公式FAQには書かれていません。2026年9月の新潟大会のレースガイドは、ELITEとAGE GROUPの選手に赤いヘッドバンドを渡し(OPENは黒)、障害物を越えられなかったときは、ペナルティループのある障害物ではループを走り、ループのない障害物では指定のエリアでバーピー30回を行うとしています。2026年の大分の大会ページの時間割は、エリートとエイジグループを「Competitive」の枠、オープンを別の枠として並べています。
日本の大会の参加費とスタート時刻(2026年10月17日時点)
2026年10月17日時点で、日本の主催者の開催情報に載っている2つの大会の区分ごとの参加費です。
大会 | 種類 | エリート | エイジグループ | オープン |
|---|---|---|---|---|
千葉(2026年11月14日・稲毛海浜公園) | スプリント | 18,000円 | 17,000円 | 16,000円 |
大分(2026年12月19日・大分スポーツ公園) | Stadion | 19,000円 | 18,000円 | 17,000円 |
どちらの大会も、表の参加費のほかに保険料・システム利用料・消費税がかかります。エイジグループはオープンより1,000円高く、エリートより1,000円安い設定です。
スタート時刻は2つの大会で同じ組み立てです。エリートが9:00、エイジグループが16-29の組の9:15から、30-39・40-49・50+の組が15分おきに続き、50+が10:00です。オープンは10:30からです。

出られる年齢(区分と種類ごとの最低年齢)
米国の公式FAQによると、大人のレースの最低年齢は区分と種類で違います。年齢はレースの日に満たしている必要があり、上限はありません。
種類 | オープン | エリート・エイジグループ |
|---|---|---|
スプリント・スーパー | 14歳以上 | 16歳以上 |
ビースト | 16歳以上 | 18歳以上 |
ウルトラなど | 18歳以上 | 18歳以上 |
日本の大会で何歳から出られるかは、日本の公式の記載どうしで食い違っています。「スパルタンについて」のページはAGEの区分を14-29歳から始め、2026年の日程を発表したプレスリリースはAGE GROUPを16歳以上としています。16歳未満の人が出るときは、申し込む前に主催者に問い合わせて確かめてください。
どの区分を選ぶか
- 友達やパートナーと一緒に走りたい: オープンを選びます。チームで申し込めるのはオープンだけで、同じチームなら同じ時刻にスタートします。日本の公式サイトは、チームで出ればメンバーどうしで助け合えると案内しています。
- 1人で走り、同じ年代の中の順位を残したい: エイジグループを選びます。米国の公式FAQでは、ルールはエリートと同じで、外部の助けを受けると失格になり、越えられなかったときはペナルティループを走ります。参加費はオープンより1,000円高くなります。
- トップ選手と賞金や選手権の出場を争いたい: エリートを選びます。2027年からは、リージョナル選手権と世界選手権のエリートにライセンスが必要になります。

申し込んだあとで区分を変えられるかは、画面に出ている日本の公式ページでは確かめられません(日本の公式サイトのよくあるご質問のうち、申し込みの節は2026年10月17日時点で準備中の表示です)。エントリー方法のページにあるのは「レースの変更・振替・譲渡」の決まり(レース日の1か月前まで・別に手数料5,000円)で、区分の変更がこれに含まれるかは書かれていません。区分を変えたいときは、日本の公式サイトのお問い合わせか、申込サイトの大会ページにある問い合わせ先で確かめてください。
スパルタンレースとHYROX・DEKAの違いは、HYROXとDEKA・スパルタンレースの違いにまとめています。
KEY TAKEAWAYS
- スパルタンレースのエイジグループは、同じ年齢グループの中で順位を競う競技の区分です。米国の公式FAQでは、ルールはエリートと同じで、各年齢グループの男女上位3名にメダルが贈られます。2026年の日本の大会ページは、エイジグループを年齢別表彰の区分としています。
- 障害物のあるレースの年齢グループは米国の公式FAQで、スプリント・スーパーが16-17から60+までの10区分、ビースト・ウルトラが18-24から60+までの9区分です。米国の公式FAQでは年齢はその年の12月31日時点で決まり、2026年9月の新潟大会のレースガイドも、その年の終わりの時点の年齢を基準にしています。
- 2026年の日本の大会の時間割では、エイジグループのスタートは16-29/30-39/40-49/50+の4組です。大会ページはAGEを年齢別表彰の区分としていますが、表彰をどの分け方で行うかは書かれていません。
- 米国の公式FAQでは、エリートとエイジグループは、外部の助けを受けると失格になり、越えられなかったときはペナルティループを走ります。オープンはバーピー30回(Stadionは15回)です。
- チームで申し込めるのはオープンだけです。友達やパートナーと一緒に走るなら、オープンを選びます。
- 2026年の千葉(スプリント)の参加費は、エリート18,000円・エイジグループ17,000円・オープン16,000円です(保険料・システム利用料・消費税は別)。
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