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ヴェロシティ ニトロ 4と5の違い|HYROX版を含む仕様の比較と選び方
PUMAのヴェロシティ ニトロ 4と5の違いは、ドロップが10mmから8mmに下がったこと、かかとが薄く前足部が厚くなったこと、約10g軽くなったこと、ミッドソールの土台が幅広になり足型が新しくなったことです。前足部のクッションと安定感を重視するなら5、ドロップ10mmの4の履き心地を変えたくないなら4が向いています。HYROX(ハイロックス)版を含む4モデルの仕様と価格を、プーマ ジャパンの発表とPUMA公式の商品ページで比べました(2026年10月12日時点)。

PUMA(プーマ)のランニングシューズ「ヴェロシティ ニトロ」の4と5の主な違いは、次の4つです。
- ドロップ(かかととつま先の高さの差)が10mmから8mmに下がった
- 厚み(スタック高さ)が、かかと36mm・前足部26mmから、かかと35mm・前足部27mmになった
- 重さが約250gから約240gへ、約10g軽くなった(どちらも27.0cm)
- ミッドソールの土台(プラットフォーム)が幅広になり、足型(ラスト)が「JAPAN FIT」から新しい「JAPAN LAST」に変わった
選び方は、前足部のクッションと安定感、軽さを重視するなら5、ドロップ10mmの4の履き心地が足に合っていて変えたくないなら4です。
HYROX(ハイロックス)とのコラボモデル(以下、HYROX版)は4と5の両方にあり、日本の公式オンラインストアの価格はどちらも17,600円(税込。HYROX版の4は2026年4月ごろの表示)です。HYROX版の4の公式ページには通常版の4と同じ数値が載っていますが、HYROX版の5の公式ページには重さ・ドロップ・厚みの記載がありません。通常版の5と同じ数値かどうかは、公式の資料では確かめられません。
この記事は、プーマ ジャパンの発売のお知らせ(4は2025年7月17日発売、5は2026年7月9日発売)と、PUMAの日本・米国の公式の商品ページをもとにまとめています(2026年10月12日時点)。
ヴェロシティ ニトロ 4と5の仕様の比較表
4は、軽さ・反発性・フィット感を軸にした、初心者から上級者まで使える定番モデルで、テンポ走からフルマラソンまでの場面が挙げられています。5は、プレートの入っていない(ノンプレート)万能のクッショニングモデルで、日々のジョグからレースまでを想定しています(どちらもプーマ ジャパンの発表)。4の発表と公式の商品ページには、プレートについての記載はありません。
通常版とHYROX版の4モデルを並べると、次のようになります。
項目 | 通常版 4 | 通常版 5 | HYROX版 4 | HYROX版 5 |
|---|---|---|---|---|
重さ(27cm) | 約250g | 約240g | 約250g | 記載なし |
かかとの厚み | 36mm | 35mm | 36mm | 記載なし |
前足部の厚み | 26mm | 27mm | 26mm | 記載なし |
ドロップ | 10mm | 8mm | 10mm | 記載なし |
足型(ラスト) | JAPAN FIT | JAPAN LAST | 記載なし | 記載なし |
フィット・幅の表記 | フィット:レギュラー | 幅:レギュラー | フィット:レギュラー | 幅:レギュラー |
ミッドソール | NITROFOAM(全長) | NITROFOAM(全長・幅広の土台) | NITROFOAM(全長) | NITROFOAM |
アウトソール | PUMAGRIP | PUMAGRIP | PUMAGRIP | PUMAGRIP |
耐久距離の目安 | 記載なし | 800km | 800km | 記載なし |
価格(税込) | 記載なし | 16,500円 | 17,600円 | 17,600円 |
「記載なし」は、この記事で確かめた公式の資料に書かれていなかったという意味です。「フィット」と「幅」は、公式の商品ページの項目名の違いをそのまま書いています(4のページは「Fit」、5のページは「Width」「幅」)。数字の出どころは次のとおりです。
- 通常版 4:重さはプーマ ジャパンの発売のお知らせ、厚み・ドロップ・フィットは米国の公式の商品ページ
- 通常版 5:重さ・厚み・ドロップ・価格(希望小売価格)はプーマ ジャパンの発売のお知らせ、耐久距離と幅は米国の公式の商品ページ
- HYROX版 4:日本の公式の商品ページ(メンズ)。フィットは米国の公式の商品ページ(ウィメンズ)で、こちらも厚み・ドロップは同じ数値です。価格は2026年4月ごろに保存されたページの表示で、今の価格と販売状況は確かめられていません
- HYROX版 5:日本の公式の商品ページ(メンズ)。価格は10月4日時点の表示です
耐久距離の目安(メーカーの表記)は、通常版の5とHYROX版の4がどちらも800kmです。通常版の4の資料には記載がないため、4から5で変わったかどうかは確かめられません。HYROXの練習での買い替えの考え方は、シューズの寿命の記事にまとめています。
4から5で変わったところ
ドロップが10mmから8mmになった
ドロップは、かかとの厚みから前足部の厚みを引いた差です。4は36mm−26mm=10mm、5は35mm−27mm=8mmで、5のほうが2mm小さく、かかとと前足部の高さの差がゆるやかになっています。
5でドロップを8mmにした狙いは、前足部のクッションを感じやすくしながら、走りをより安定させることです(プーマ ジャパンの発表)。

かかとが1mm薄く、前足部が1mm厚くなった
かかとは36mmから35mmへ1mm薄く、前足部は26mmから27mmへ1mm厚くなりました。ドロップが2mm小さくなったのは、この両方の変化によるものです。
重さが約10g軽くなった
27.0cmで比べると、4は約250g、5は約240gです。
ミッドソールの土台が幅広になった
5は、ミッドソールの接地する土台(プラットフォーム)を4より幅広にしています。クッション性と安定性を高めるための変更です(プーマ ジャパンの発表)。
幅広になったのは靴底の土台です。米国の公式の商品ページでは、5は幅(Width)が「レギュラー」です。4のページには幅の項目がなく、フィット(Fit)が「レギュラー」と書かれています。
足型が「JAPAN FIT」から「JAPAN LAST」に変わった
4の足型は「JAPAN FIT」という設計で、甲のまわりに余裕を持たせていました。5では、業界の基準とランナーの声をもとに足型(ラスト)を新しく作り直し、「JAPAN LAST」と名付けています。甲まわりにゆとりを持たせる考え方は5も同じで、前作に続いて、日本のランナーの足になじむフィット感を目指した足型です(プーマ ジャパンの発表)。
4から5で変わっていないところ
次の点は、4と5で同じです。
- ミッドソールの素材:窒素を注入したフォーム「NITROFOAM」を、かかとからつま先まで全長に使っています。エネルギーリターンは4も5も85%(メーカーの表記)です
- アウトソール:ラバーの「PUMAGRIP」です
- アッパー:通気性を考えたエンジニアードメッシュです
- プロネーションの区分:どちらも「ニュートラル」です(米国の公式の商品ページ)
4と5のどちらを選ぶか
前足部のクッションと安定感、軽さを重視するなら5、4のドロップ10mmの履き心地が合っていて変えたくないなら4です。甲まわりにゆとりを持たせる考え方は、4も5も同じです。

重視すること | 選ぶモデル | PUMAの公式の資料で言えること |
|---|---|---|
前足部のクッションと安定感 | 5 | ドロップを8mmにし、前足部を27mmに厚くした。幅広の土台で、クッション性と安定性を高めた |
軽さ | 5 | 27.0cmで約240g。4より約10g軽い |
今の4と同じ履き心地 | 4 | 4はかかと36mm・前足部26mm・ドロップ10mm。5ではこの配分が変わる |
甲まわりのゆとり | どちらでも | 4は「JAPAN FIT」、5は「JAPAN LAST」。どちらも甲まわりにゆとりを持たせた設計 |
価格 | 通常版の5 | 希望小売価格16,500円。HYROX版(4・5とも17,600円)より1,100円安い。通常版の4の価格は確かめられていない |
HYROXの本番用の専用モデル | どちらでもない | PUMAがHYROX用の初の専用シューズとしているのはディヴィエイト ニトロ エリート 4(30,800円) |
5は足型を新しく作り直しているので、4を履いている人も、5を買う前に店頭で履き比べてください。PUMA x HYROX ヴェロシティ ニトロ 5 を自費で買った人は、スポーツ用品店で足の形と重心の移動を測ってもらってから選んでいます(ヴェロシティ ニトロ 5 のレビュー)。
HYROX版と通常版の違い
数値
HYROX版の4は、重さ約250g(27cm)・かかと36mm・前足部26mm・ドロップ10mmで、通常版の4と同じ数値が日本の公式ページ(メンズ)に載っています。米国の公式ページ(ウィメンズ)も、厚みとドロップは同じです。
HYROX版の5は、日本の公式ページに重さ・ドロップ・厚みの記載がありません(10月4日時点)。通常版の5は約240g・35mm/27mm・ドロップ8mmですが、HYROX版の5がこれと同じかどうかは、公式の資料では確かめられません。
公式の説明
- HYROX版の4(日本):ハイブリッドフィットネスのレースで求められることに幅広く応えるよう設計したランニングシューズ。ランから反復の動きまで使えるとされ、提案シーンは普段のランニングからマラソンまで
- HYROX版の4(米国・ウィメンズ):HYROXのトレーニング向け。スクワットやバーピーの間も足を支える
- HYROX版の5(日本):用途の欄は「トレーニング」。ランニングからサーキットトレーニングまで対応
通常版は4・5とも、ランニングの用途で紹介されています。
価格
HYROX版は4・5とも17,600円(税込)で、通常版の5の希望小売価格(16,500円・税込)より1,100円高くなっています。HYROX版の4の価格は2026年4月ごろの公式ページの表示、HYROX版の5は10月4日時点の表示です。HYROX版の5は、公式オンラインストアで確認した1色(Intense Mint-Light Lavender)が、10月4日時点で売り切れの表示でした。
PUMAとHYROXの関係と、PUMAのHYROXの商品の全体は、HYROXとPUMAの記事にまとめています。
HYROXの練習に使うなら
PUMAは、4から5への変更(ドロップ・厚み・土台)が、スレッドプッシュやランジなどHYROXの種目でどう働くかは説明していません。HYROXの練習に使う場合も、選び方は上の表と同じで、前足部のクッションと安定感を取るなら5、4の履き心地を続けるなら4です。
PUMAがHYROXのために設計した初の専用シューズとしているのは、ディヴィエイト ニトロ エリート 4(30,800円・税込)です。スレッドプッシュやウォールボール、ラン区間のように種目ごとに床の状態が変わっても、グリップ力を保てるよう、アウトソールを新しく作っています。
普段の練習用と大会の本番用で靴を分けるかどうかはHYROXの練習用シューズの記事、HYROXのシューズ全体の選び方はHYROXのシューズの選び方にまとめています。
よくある質問
Q. ヴェロシティニトロ 4 のHYROX版は今も買えますか?
日本の公式の商品ページは、10月12日時点で直接開けず、販売状況を確かめられませんでした。確かめられたのは、2026年4月ごろに保存されたページ(17,600円・税込)までです。米国の公式ストアには、10月12日時点でウィメンズのHYROX版の4が150ドルで載っていました。国内で探す場合は、店頭や通販で在庫とサイズを確かめてください。
Q. 4と5でサイズを変えたほうがよいですか?
PUMAの資料に、4と5のサイズの合わせ方の案内はありません。どちらも甲まわりにゆとりを持たせた設計ですが、5は足型を新しく作り直しています。同じサイズで同じように合うとは限らないので、買う前に店頭で履いてサイズを確かめてください。
Q. 4と5はいつ発売されましたか?
日本では、通常版の4が2025年7月17日、通常版の5が2026年7月9日に発売されました。HYROX版の発売日は、この記事で確かめた資料には書かれていません。
KEY TAKEAWAYS
- ヴェロシティ ニトロ 4と5の主な違いは、ドロップ(10mm→8mm)、厚み(かかと36mm→35mm・前足部26mm→27mm)、重さ(約250g→約240g・27.0cm)、幅広になったミッドソールの土台と新しい足型「JAPAN LAST」です
- NITROFOAM(エネルギーリターン85%)、PUMAGRIP、プロネーションの区分(ニュートラル)は変わっていません
- 前足部のクッションと安定感、軽さを重視するなら5、ドロップ10mmの4の履き心地を変えたくないなら4です
- HYROX版は4・5とも17,600円(税込)で、通常版の5(16,500円)より1,100円高くなります。HYROX版の4の価格は2026年4月ごろの表示です
- HYROX版の4の数値は通常版の4と同じですが、HYROX版の5は公式ページに重さ・ドロップ・厚みの記載がありません
- PUMAがHYROX用の初の専用シューズとしているのは、ディヴィエイト ニトロ エリート 4(30,800円)です
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