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HYROXのローイングマシン、値段と買い方(コンセプト2の新品・中古)
HYROXのローイングで使われるのは、Concept2社(コンセプト2)のローイングマシン「ローエルゴ」です。日本総代理店の公式ストアに載っている新品3モデルの値段と送料、総代理店が売る中古、部屋に置くための寸法、保証の条件を2026年10月2日時点でまとめました。中古で買うときに確認したい点も紹介します(購入リンク・アフィリエイトリンクは使用していません)。

HYROX(ハイロックス)の5種目めにあたるローイング(1000m)で使われるのは、Concept2社(コンセプト2)のローイングマシン「ローエルゴ(RowErg)」です。同社は自社サイトのHYROXページで「The Official Ergs of HYROX」と掲げ、ローエルゴとスキーエルゴはすべてのHYROXレースで重要な役割を持つ器具だと説明しています。このローイングマシンを個人で買うときの値段は、日本総代理店の公式オンラインストアで、新品のスタンダードが203,500円(税込)からです。
この記事では、新品の3モデル(スタンダード・トール・ダイナミック)の値段と送料、総代理店自身が売っている中古、部屋に置くために必要な寸法、保証の条件を、2026年10月2日時点でまとめました。どのモデルを選べばよいかの目安と、中古で買うときに公式情報から確かめられる点も紹介します。
根拠にしたのは、Concept2の日本総代理店である株式会社スターラインジャパンの公式サイト・公式オンラインストアと、米国Concept2社のHYROXページです。HYROXの大会で使われるのがスタンダードかトールかは、どちらの公式情報にも書かれていません。購入リンク・アフィリエイトリンクは使用していません。価格は変わることがあるので、買う前に公式ストアで最新の表示を確認してください。
HYROXのローイングで使われるのはコンセプト2のローエルゴ
Concept2社はHYROXのグローバルパートナーとして、世界中の大会で器具をそろえ、品質を保つ役割を担っていると自社サイトで説明しています。HYROXの公式トレーニング拠点「HYROX Training Zone」にも、公式グローバル器具パートナーであるCentr社とConcept2社から供給される、レースと同じ基準の器具一式の設置が必須とされています。
ローイングの種目は全部門で1000mを漕ぎます。2026/27シーズンのルールブックでは、ローイングマシンのダンパー(空気抵抗の調整レバー)は全部門で6、足を固定するフットプレートはPosition 4に、あらかじめ合わせてあると定めています。ダンパーは漕いでいる途中でも何度でも変えてよく、フットプレートはスタート前に自分に合う位置へ直せます。家にローエルゴを置くなら、練習のときもこの2つを本番の初期設定に合わせておくと、当日の感覚とずれにくくなります。
新品の値段はスタンダードの203,500円から
日本総代理店の公式オンラインストアで売られている新品のローエルゴは、スタンダード・トール・ダイナミックの3モデルです。2026年10月2日時点の値段(税込)は、スタンダードが203,500円、トールが225,500円、ダイナミックが264,000円でした。
送料は別にかかり、スタンダードが6,600円、トールとダイナミックが11,000円です。送料まで含めた総額は、スタンダードが210,100円、トールが236,500円、ダイナミックが275,000円になります。沖縄県・離島・一部の地域は、注文後に送料が加算されると書かれています(スタンダードとトールの商品ページでは5,000円〜15,000円)。
3モデルともモニター「PM5」が付属し、スタンダードとトールには、スマホやタブレットを載せておけるデバイスホルダーも付いてきます。座面に敷くシートパッドは、スタンダードとトールの購入時にオプションで追加でき、1,320円(税込)です。

スキーエルゴも家にそろえたい場合は、スキーエルゴ(フロアスタンド スタンダード)が231,000円(税込・10月1日時点)なので、ローエルゴのスタンダードと合わせると本体だけで434,500円です(送料は別)。スキーエルゴの値段と寸法はスキーエルゴの値段と買い方にまとめています。
スタンダード・トール・ダイナミックのどれを選ぶか
スタンダードとトールの大きな違いは、座面の高さです。シート高はスタンダードが36cm、トールが51cmで、トールのほうが15cm高くなっています。本体の長さ244cm・幅61cmは2モデルで同じです。
Concept2のモデル比較ページは、家庭で使う人向けにまずスタンダードを挙げています。最も手頃でよく売れているモデルで、屋内ローイングの競技で記録を提出するときの標準にもなっている、という説明です。トールについては、座面が高いぶん乗り降りが楽になり、膝や腰の動きや柔らかさに制限がある人に向いていること、利用者の多いフィットネス施設で好まれることが書かれています。
トールはスタンダードより本体価格が22,000円高く、送料も4,400円多くかかります。本体重量はスタンダードが26kg、トールが31kgで、届くときの箱もスタンダードの1箱に対してトールは2箱です。トールには工具の要らないクイックリリースが付いていて、使い終わったあとに片付けやすいと案内されています。
ダイナミックは、総代理店がボート競技の選手に向けた上級者用のモデルとして扱っています。組み立てと操作がスタンダードやトールより難しいため、ローイングの経験がない人には購入を慎重に考えるよう呼びかけています。HYROXの練習のために初めてローイングマシンを買うなら、候補はスタンダードかトールの2つになります。大会で使うモデルが公式に示されていない以上、本番と同じかどうかでは選べないので、座面の高さ(乗り降りのしやすさ)と予算で決めるのが現実的です。
部屋に置くのに必要なスペース
漕ぐときに必要な床のスペースは、スタンダードとトールのどちらも274cm×122cmと案内されています。本体そのものは長さ244cm・幅61cmなので、本体の寸法より前後にも左右にも広い範囲を空けておく必要があります。ダイナミックは本体が長さ193cm・幅62cmと短く、使うときのスペースは229cm×122cmです。
使わないときにしまう場合の寸法は、スタンダードが63.5cm×83.8cm×137.2cm、トールが68.6cm×119.4cm×137.2cmと書かれています。どのような状態でしまったときの寸法かまでは説明が無いので、置き場所がぎりぎりになりそうなら、買う前に総代理店へ問い合わせておくと確実です。
スタンダードとトールにはキャスターが付いていて、一人でも動かせます。どちらも箱に入った状態で届き、最小限の組み立てが必要です。体重は3モデルとも227kg以下が対象です。家で使う器具の全体像は自宅に揃えるならこの器具、器具が少ないときの練習は自宅でできるHYROXの練習で紹介しています。
中古で買うときに確認したい4点
中古を考えるなら、まず知っておきたいのが、日本総代理店が自社のオンラインストアで中古のスタンダードを売ることがある点です。イベントや大会で貸し出しに使ったマシンを払い下げたもので、値段は181,500円(税込)、送料は6,050円(税込)です。新品より本体価格が22,000円安く、2年間の保証も付きます。ただし消耗パーツと、傷・汚れ・錆などアウトレット品ならではの部分のパーツ交換は保証の対象外です。2026年10月2日時点では在庫がありませんでした。
総代理店以外から中古を買うときは、Concept2の公式サイトと公式ストアの情報をもとに、次の4点を確認しておくと安心です。
1つめはモデルと製造時期です。公式ストアの交換パーツは、モデルC、モデルD、モデルE・トールに分かれています。モデルDは2006年1月31日以前に作られたもの(D1)とそれ以降のもの(D2)に分かれ、D2のうち2018年9月7日以降に作られたブラックカラーのものは「モデルD forBLACK」として別のカテゴリでパーツが案内されています。世代によって合う部品が違うので、型式と製造時期を確かめ、交換パーツが手に入るかを見ておく必要があります。
2つめは保証です。ローエルゴの保証ページが対象として挙げているのは、モデルD・モデルE・スタンダード・トールで、モデルCは挙がっていません。対象のモデルなら、フレーム部品は購入日から5年間、モニターのバッテリーを除くすべての部品は購入日から2年間の限定保証があり、保証期間中であれば譲り受けた人にも引き継がれます。一方で、改造したマシンは保証が無効になり、保証を保つにはチェーンに少なくとも50時間ごとに注油するなどの手入れが条件になっています。
3つめは、もともとどこで買われたマシンかです。総代理店は、自社と正規代理店以外から購入された製品はシリアルナンバーを管理していないため、保証やその他のサポートを受けられないと案内しています。
4つめは消耗パーツの交換時期です。総代理店は、チェーンやショックコードなどの消耗パーツを、使用頻度にもよりますが3〜5年ごとに交換するよう勧めています。チェーン・ショックコード・軸まわりの5点セット(モデルD/E用)は21,670円(税込)なので、年数のたった中古を買うなら、この費用も見込んでおくとよいでしょう。

KEY TAKEAWAYS
- HYROXのローイングで使われるのはConcept2社のローエルゴ。ただし大会で使うのがスタンダードかトールかは公式情報に書かれていない
- 新品の値段(日本総代理店・税込・2026年10月2日時点)は、スタンダード203,500円、トール225,500円、ダイナミック264,000円。送料込みの総額は210,100円・236,500円・275,000円
- スタンダードとトールの違いは主に座面の高さ(36cmと51cm)。トールは乗り降りが楽な一方、本体価格が22,000円高い。ダイナミックは総代理店がボート競技の経験者向けとしているモデル
- 漕ぐときに必要な床のスペースは、スタンダード・トールとも274cm×122cm。キャスター付きで一人でも動かせる
- 総代理店も大会などで使った中古のスタンダードを181,500円(税込・2年保証付き)で売ることがある(10月2日時点は在庫なし)。それ以外で中古を買うときは、モデルと製造時期・保証の対象と残り期間・購入した経路・消耗パーツの交換時期の4点を確認したい
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