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ルール · 5 MIN READ

HYROXのルールまとめ|公式ルールブックの要点を日本語で

HYROX(ハイロックス)の公式ルールブックは、シングルス・ダブルス・リレーの3冊に分かれていて、それぞれ数十ページあります。この記事では、レースの骨格・部門の分け方・年齢区分・反則・服装や持ち物・重さの決まり方という全体の構成を1記事にまとめ、詳しい内容は種目・反則・重量・ダブルス・リレーなど各記事に案内します。

HYROXのルールまとめ|公式ルールブックの要点を日本語で

HYROX(ハイロックス)の公式ルールブックは、出る人数によってシングルス・ダブルス・リレーの3冊に分かれています(2026/27シーズン版)。どれも数十ページあり、種目の規格から反則、服装まで細かく決められていますが、初めて開くと「どこに何が書いてあるか」がまず分かりにくい作りです。

この記事は、3冊のルールブック全体の構成——レースの骨格・部門の分け方・年齢区分・反則・服装や持ち物・重さの決まり方・上位選手の仕組み——を1記事で日本語に整理した入口です。詳しい内容は種目・反則・重量・ダブルス・リレーなどの各記事に譲り、ここでは全体の地図だけを示します。

01

公式ルールブックは形式ごとに3冊ある

HYROXの公式ルールブックは、HYROX World GmbHが発行する「Singles」「Doubles」「Relay」の3冊です。現在の版はいずれも「SEASON 26/27」で、レースの骨格や反則の規定は共通していますが、ダブルス・リレーだけに追加される規定もあります(後述)。

02

何を知りたいかで、読む記事を選べます

HYROXのルールについて知りたいことを5つに分け、それぞれ対応する記事(8種目と順番/シングルス・ダブルス・リレーの違い/反則一覧/重量とウェア/Elite 15と世界選手権)へ案内するカード図
出典:HYROX公式ルールブック シングルス・ダブルス・リレー(2026/27シーズン・2026年9月27日確認)

このあとの見出しは、それぞれの要点をかいつまんだ要約です。もっと詳しく知りたい場合は、見出しの中で案内している記事に進んでください。

03

レースの骨格は「1kmラン+1種目」を8回、どの形式でも共通

シングルス・ダブルス・リレーのどれも、レースの骨格は同じです。1kmのランのあとに1種目を行い、これを8回繰り返します(ラン合計8km・8種目)。出場できる最低年齢は3形式とも16歳です。

8種目の名前と順番、距離・回数の詳しい一覧はHYROXの8種目と順番にまとめています。HYROXそのものが初めての人はHYROX(ハイロックス)とは?から確認してください。

04

出る人数によって、部門の数と分担が変わる

シングルスは女子・女子プロ・男子・男子プロの4部門、ダブルスはこれにミックスを加えた5部門(ミックスにはプロの区分が無い)、リレーは女子・男子・ミックスの3部門(プロの区分自体が無い)です。

分担の仕方も形式ごとに違います。ダブルスは2人チームで、各1kmの区間を必ず2人そろって走り、種目は「You Go I Go」と呼ばれる交代制でこなします。リレーは4人チームで、当日4人そろわないとスタートできず、種目ステーションでは常に1人だけが動き、残りの3人は自分の番を待ちます。

1人・2人・4人でそれぞれ何が変わるかはシングルス・ダブルス・リレーの違いで比較しています。ダブルスの分担の詳細はHYROXダブルスのルールと分担、リレーの交代の仕組みはHYROXのリレー(4人)、男女ペアで出るミックスダブルスはHYROXのミックスダブルス、オープンとプロの違いはHYROXのオープンとプロの違いにまとめています。

05

年齢区分は「本人」か「チームの平均」かで決まる

シングルスは大会当日の本人の年齢、ダブルスは2人の平均年齢、リレーは4人の平均年齢で年齢区分が決まります。区分の刻み方もリレーだけ違い、シングルス・ダブルスが5歳刻みで14区分あるのに対し、リレーは「Under 40」「40+」の2区分だけです。

年齢区分ごとの詳しい一覧と根拠はHYROXの年齢区分にまとめています。

06

反則には段階があり、失格・DNF・ランキング対象外は別物

反則のペナルティは大きく「時間が加算されるだけのもの」「その場で失格になるもの」「大会側の裁量になるもの」の3段階に分かれ、このほかタイミングチップを着けずに走った場合は出走していない扱い(DNS:Did Not Start)になるという規定もあります。1〜7番目の種目では、同じ種目内で最初の反則は警告で終わり、2回目からそのレップが無効になり時間ペナルティが科されます。選手を失格にできるのはレースディレクターだけです。

似た言葉で混同しやすいのが「失格」「DNF」「Out of Competition」の3つです。

HYROXの『失格(DQ)』『DNF』『Out of Competition』の3つを、レースを続けられるか・記録が残るか・ランキングに入るかで比較したカード図
出典:HYROX公式ルールブック シングルス・ダブルス・リレー(2026/27シーズン・2026年9月27日確認)

反則23項目の一覧と、ダブルス・リレーだけに追加される規定はHYROXで失格になる反則一覧にまとめています。

07

服装・持ち物は許可された品目以外、原則すべて禁止

レース中に使える持ち物は、ニースリーブ・グローブ(グリップ器具を除く)・リフティングベルト・リストバンド・ハイドレーションパック・喘息用吸入器や類似の処方器具・呼吸器の7点だけと決まっています。ここに挙げられていない物は原則すべて禁止で、ヘッドホン・携帯電話・GoProなどの装着型カメラ・耳栓なども禁止品リストに含まれます。靴はつま先が覆われたものが必須で、脱いでよいのはウォールボールのときだけです。服装が適切かどうかを判断する責任は選手自身にあると明記されています。

グローブやグリップの扱いはHYROXでグローブは必要?、膝サポーターの扱いはHYROXで膝サポーターは使える?、ウェア全般の選び方はHYROXのウェアの選び方と女性がHYROXに出るときのウェアと持ち物にまとめています。

08

重さは部門で変わるが、距離・回数は共通

8種目のうち、スレッドプッシュ・スレッドプル・ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ・ウォールボールの5種目は、部門によって重さ(ウォールボールは的の高さも)が変わります。例えばスレッドプッシュ(ソリの重量を含む)は、シングルス女子オープンが102kg、男子オープンが152kg、男子プロは202kgとオープンより50kg重くなります。距離・回数はどの部門でも共通です。

部門ごとの重さの一覧はHYROXの重量一覧にまとめています。

09

上を目指すなら、Elite 15と世界選手権という別の仕組みがある

ここまでは通常のレースに出場するためのルールです。プロ部門で上位に入ると、シーズン中のエリートレースで戦う「Elite 15」というポイント制のランキングの仕組みがあり、そこから世界選手権(WORLDS)への出場枠につながります。世界選手権では、シングルス・ダブルスの60歳以上の年齢区分はオープン部門経由でのみ出場資格を得られるなど、通常大会とは別の条件があります。

ポイント制の詳しい仕組みはHYROXのElite 15とは、出場枠の対象年代と招待の流れはHYROXで勝ったらどうなる? 世界選手権への道、次の世界選手権の開催地はHYROX世界選手権2027は香港で開催にまとめています。

25/26シーズンからの変更点はHYROXのルール変更点にまとめています。ルールブックそのものの入手先と、章ごとに何が書いてあるかは、HYROXのルールブックはどこで読める?にまとめています。

10

KEY TAKEAWAYS

  • HYROX公式ルールブックはシングルス・ダブルス・リレーの3冊に分かれ、現在の版はいずれも「SEASON 26/27」
  • レースの骨格(1kmラン+1種目を8回、ラン合計8km・8種目、最低年齢16歳)はどの形式でも共通
  • 部門の数は形式ごとに違う(シングルス4・ダブルス5・リレー3)。年齢区分も「本人」か「チームの平均」かで決まり方が違う
  • 反則は「時間が加算されるだけ」「その場で失格」「大会側の裁量」の3段階。「失格」「DNF」「Out of Competition」は別物で、宣告できるのはレースディレクターだけ
  • 服装・持ち物は許可された7点以外、原則すべて禁止
  • 重さは部門で変わるが、距離・回数はどの部門でも共通
  • 上位を目指すならElite 15・世界選手権という、通常のレースとは別の仕組みがある
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