種目 · 6 MIN READ
HYROXの種目別タイムの目安(どこで時間を使うか)
HYROX(ハイロックス)は本番でどの種目にどれくらい時間がかかるのか。千葉2026のオープン男女、真ん中の順位の前後5人・計10人の区間タイムを例に、ラン・8種目・Roxzoneへの時間の配分と、8種目の中でどこに時間がかかりやすいかを示します。統計ではなく実例としての目安です。

HYROX(ハイロックス)は、8本のランニング区間と8種目のワークアウト、そして種目間の移動区間(Roxzone)を交互に行う競技です。「hyrox 種目 タイム」で検索する方の多くは、本番で自分がどの種目にどれくらい時間を使うことになるのか、具体的なイメージを知りたいのだと思います。
この記事では、HYROX公式結果(results.hyrox.com、2026年9月27日確認)をもとに編集部が集計した、千葉2026のオープン男女それぞれ真ん中の順位の前後5人、合計10人の区間タイムを例に、ランと8種目・Roxzoneのどこに時間がかかっているかの目安を示します。10人という少人数の実例であり、部門全体の統計ではありません。千葉2026のオープン男子(1,995人・真ん中のタイム1時間34分14秒)・女子(799人・真ん中のタイム1時間38分54秒)のうち、ちょうど真ん中の順位の人と、その前後2人ずつを対象にしています。数字は、公式サイトの結果ページを編集部がAIツールを使ってブラウザで閲覧して集計したもので、全件を人の手で照合した数字ではありません。公式結果は後日修正される場合があります。
10人の区間タイムを見ると、8種目の中でもっとも時間がかかっていたのはウォールボールで、10人中7人でウォールボールが最長の種目でした。反対に、もっとも短い時間で終えていたのはファーマーズキャリーで、こちらは10人全員が最短の種目でした。
対象にした10人(千葉2026オープン男女・真ん中の順位付近の例)
千葉2026のオープン男子は1,995人が完走し、真ん中の順位(998位)のタイムは1時間34分14秒でした。オープン女子は799人が完走し、真ん中の順位(400位)のタイムは1時間38分54秒でした。この記事では、男子は996位〜1000位、女子は398位〜402位の合計10人の区間タイム(ラン8本・8種目・Roxzone)を使います。998位・400位がちょうど真ん中の順位で、残りはその前後の順位です。
ランの合計・8種目の合計・Roxzoneの内訳(10人の例)
まず、Totalのうちランの合計(8本)・8種目の合計・Roxzoneがそれぞれどのくらいの時間を占めているかを見ます。
性別 | 順位(参考) | Total | ラン合計(8本) | 8種目合計 | Roxzone |
|---|---|---|---|---|---|
男子 | 996位 | 1:34:13 | 46:36 | 39:33 | 8:13 |
男子 | 997位 | 1:34:14 | 39:03 | 46:46 | 8:33 |
男子 | 998位(真ん中) | 1:34:14 | 44:25 | 44:13 | 5:42 |
男子 | 999位 | 1:34:14 | 46:51 | 40:24 | 7:09 |
男子 | 1000位 | 1:34:17 | 40:57 | 46:49 | 6:40 |
女子 | 398位 | 1:38:51 | 46:05 | 46:34 | 6:19 |
女子 | 399位 | 1:38:52 | 47:41 | 43:51 | 7:29 |
女子 | 400位(真ん中) | 1:38:54 | 48:47 | 44:27 | 5:47 |
女子 | 401位 | 1:38:54 | 47:18 | 45:46 | 5:58 |
女子 | 402位 | 1:38:55 | 50:17 | 39:00 | 9:46 |
表のラン合計・8種目合計・Roxzoneを足すと、公式のTotalより6〜10秒ほど短くなります。これは17区間(ラン8本+8種目)の表示値の合計とTotalの間に生じる差で、原因は公式ページの表示だけでは断定できません。
10人で見ると、ランの合計はTotalの約41〜51%、8種目の合計は約39〜50%、Roxzoneは約6〜10%でした。ランと8種目はどちらも半分前後を占めていて、どちらか一方が明確に大きいとは言えません。なお、この51%という上限は女子402位(ラン合計50:17)によるもので、この人のRUN 2には公式のペナルティ(300秒)が加算された表示値が含まれています。ペナルティ分を除いた推定では、この人のラン合計は約45分17秒(Totalの約46%)で、その場合10人のランの割合はおおむね41〜50%に収まります。
ちょうど真ん中の順位の2人(男子998位・女子400位)で見ると、下の図のとおり、男子998位はランの合計と8種目の合計がほぼ同じ長さでした(差はわずか12秒)。一方、女子400位はランの合計の方が8種目の合計より4分20秒長く、Totalの4%ほどの差がありました。

8種目の中では、どこに時間がかかっているか
次に、8種目(スキーエルゴ・スレッドプッシュ・スレッドプル・バーピーブロードジャンプ・ローイング・ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ・ウォールボール)それぞれにかかった時間を見ます。10人(男子5人・女子5人)の最短〜最長の範囲は、時間がかかった種目の順に並べると次のとおりです。
種目 | 男子(最短〜最長) | 女子(最短〜最長) |
|---|---|---|
ウォールボール | 6:17〜11:22 | 6:49〜8:54 |
サンドバッグランジ | 5:48〜7:11 | 4:15〜8:14 |
スレッドプル | 4:51〜7:25 | 5:11〜8:49 |
バーピーブロードジャンプ | 3:12〜5:42 | 6:11〜8:01 |
スキーエルゴ | 4:36〜6:42 | 5:13〜5:53 |
ローイング | 4:54〜5:38 | 5:10〜6:23 |
スレッドプッシュ | 3:14〜4:22 | 2:38〜4:05 |
ファーマーズキャリー | 2:21〜3:06 | 1:54〜3:18 |
ウォールボールにかかる時間の幅は、男子では他の種目と比べてもっとも広く、最短6分17秒から最長11分22秒までの差があります。ただし、これは男子に限った傾向です。女子ではサンドバッグランジ(4分15秒〜8分14秒)とスレッドプル(5分11秒〜8分49秒)の方が幅は広く、ウォールボールは3番目です。10人のうち、ウォールボールが8種目の中でもっとも時間がかかった種目だった人は7人(男子4人・女子3人)で、残り3人はサンドバッグランジが最長だった人が2人、スレッドプルが最長だった人が1人でした。ファーマーズキャリーは、10人全員でもっとも短時間の種目でした。
真ん中の順位の2人(男子998位・女子400位)の種目ごとの内訳は、次の図のとおりです。

この2人の例でも、ウォールボールが8種目の中でもっとも時間がかかっており(男子8.2分・女子8.9分)、ファーマーズキャリーがもっとも短くなっています(男子2.7分・女子1.9分)。ウォールボールは8種目の最後(8番目)に行う種目で、男女とも規定の100回を投げ切るまで次に進めません。体力を使い切った状態で行うことになります。
千葉2026の全部門の結果はHYROX千葉2026の結果とタイムにまとめています。
KEY TAKEAWAYS
- 千葉2026オープンの真ん中の順位付近10人(男女各5人)の例では、Totalのうちランの合計(8本)が約41〜51%、8種目の合計が約39〜50%、Roxzoneが約6〜10%を占めていました。ランと8種目はどちらも半分前後で、どちらかが明確に大きいわけではありません(上限51%は女子1人のRUN 2に加算された公式ペナルティが影響しており、これを除くとおおむね41〜50%です)
- 8種目の中では、10人中7人でウォールボールがもっとも時間のかかる種目でした(残り3人はサンドバッグランジが2人、スレッドプルが1人)。反対に、ファーマーズキャリーは10人全員でもっとも短時間の種目でした
- ウォールボールにかかる時間の幅は、男子では他の種目より広く、最短6分17秒〜最長11分22秒でした(女子ではサンドバッグランジ・スレッドプルの方が幅が広く、ウォールボールは3番目です)。100回を投げ切るまで次に進めない種目です
- これは千葉2026オープンの真ん中の順位付近10人の実例であり、部門全体の統計や平均ではありません。他の部門(プロ・ダブルス・リレー)や他の大会にそのまま当てはめることはできません
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