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入門 · 4 MIN READ

HYROXの8種目と順番|初めての人向けの全体像

HYROXは「1kmのラン+1種目」を8回繰り返すレースです。8種目の名前と順番、各種目でやる距離・回数を、公式ルールブック(シングルス・ダブルス・リレー)から1記事にまとめました。重さが部門で変わる仕組みと、前半・後半で流れが変わるポイントも解説します。

HYROXの8種目と順番|初めての人向けの全体像

HYROX(ハイロックス)のレースは、「1kmのランのあとに1種目」を8回繰り返すというシンプルな構造です。合計すると8kmのランと8種目になります。種目の名前や順番自体は、オープンでもプロでも、シングルス・ダブルス・リレーのどの部門で出ても変わりません。

この記事では、HYROX公式のルールブック(シングルス・ダブルス・リレーの3冊、2026/27シーズン版)と公式サイトから、8種目の順番・距離・回数・簡単な特徴を1つにまとめました。重さや的の高さは部門によって変わりますが、距離と回数は全部門共通です。まずどんな種目があるかを知りたい人向けの入口記事として、各種目の順番と全体の流れを押さえます。

01

8種目の一覧と順番

順番

種目

距離・回数

特徴

①

スキーエルゴ

1000m

最初の種目。主に腕・肩・体幹を使う

②

スレッドプッシュ

50m(12.5m×4本)

主に下半身(体の後ろ側・体幹・太もも前面)を使う

③

スレッドプル

50m(12.5m×4本)

臀筋・背中・上腕二頭筋・体幹全体を使う

④

バーピーブロードジャンプ

80m

全身を使う種目。初めては大変でも、慣れた選手のお気に入りに挙がる

⑤

ローイング

1000m

2つ目のエルゴ種目。ここから後半が始まる

⑥

ファーマーズキャリー

200m

上背部・体幹・握力を使う

⑦

サンドバッグランジ

100m

主に太もも・臀筋を使う

⑧

ウォールボール

100回

最後の種目。ボールを的に当てる回数制

表の「距離・回数」は全部門(オープン・プロ・男女・シングルス・ダブルス・リレー)で共通です。部門によって変わるのは、スレッドプッシュの重さ・スレッドプルの重さ・ケトルベルの重さ・サンドバッグの重さ・ウォールボールの重さと的の高さの5か所だけで、後の見出しで説明します。

02

前半4種目と後半4種目(境目は⑤ローイング)

HYROXの8種目を前半4種目(スキーエルゴ・スレッドプッシュ・スレッドプル・バーピーブロードジャンプ)と後半4種目(ローイング・ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ・ウォールボール)に分けたカード。ローイングから後半が始まると明示している
出典:HYROX公式サイト The Fitness Race(2026年9月26日確認)

公式サイトは⑤ローイングを「2つ目のエルゴ種目」と紹介したうえで、この種目からHYROXレースの後半が始まると明示しています。前半(①〜④)はスキーエルゴ・スレッド押し引き・バーピーの4種目、後半(⑤〜⑧)はローイングに続いて、ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ・ウォールボールの3種目です(動きのタイプで見た違いは次の見出しで説明します)。友達やパートナーと出る場合、後半に何が来るかを先に知っておくとペース配分の話し合いがしやすくなります。

03

動きのタイプで分けると4パターン

HYROXの8種目を有酸素(エルゴ)・押す引く(ソリ)・運ぶ支える・跳ぶ投げるの4パターンに分けたカード。跳ぶ投げる系だけ4番目と8番目に離れて配置されていることを示している
出典:HYROX公式サイト・ルールブック(2026年9月26日確認)

8種目を動きのタイプで見ると、①⑤の有酸素(エルゴ)、②③の押す・引く(ソリ)、⑥⑦の運ぶ・支える、④⑧の跳ぶ・投げるの4パターンに分かれます(この分類はHYBRID INDEX編集部によるもので、HYROX公式の分類ではありません)。②③・⑥⑦は同じタイプの種目が隣り合って続くのに対し、跳ぶ・投げる系だけは④と⑧に離れて配置されています。序盤にバーピーで一度全身を追い込んだあと、終盤にもう一度ウォールボールで同じタイプの動きをすることになります。

04

重さ・的の高さは部門で変わる

距離・回数は共通ですが、次の5種目は部門によって重さ(ウォールボールは的の高さも)が変わります。参考として、最も基本的な部門であるシングルス オープンの女子・男子の値を挙げます。

種目

シングルス女子

シングルス男子

スレッドプッシュ(ソリ込み)

102kg

152kg

スレッドプル(ソリ込み)

78kg

103kg

ファーマーズキャリー(ケトルベル片手)

16kg

24kg

サンドバッグランジ

10kg

20kg

ウォールボール(重さ/的の高さ)

4kg/2.7m

6kg/3.00m

プロ部門はここからさらに重くなり、ダブルス・リレーでは部門ごとに異なる重さが割り当てられます。とくにダブルス ミックスは女性の担当区間でも男子オープンと同じ重さを扱うなど、部門をまたいで読み違えやすい箇所がいくつかあります。

05

器具が無くても種目ごとの練習はできる

8種目のうち、スレッドプッシュのようにジムに専用の器具が無いと同じ動きを再現しにくい種目もあります。スレッドプッシュの押し方や反則になりやすいポイントはHYROXのスレッドプッシュにまとめています。自宅やジムにソリが無い場合の代用トレーニングはスレッドプッシュの代用トレーニングを参照してください。東京でこれらの種目の器具があると確認できた施設は東京でHYROXの練習ができるジムにまとめています。

国内で実際にこの8種目を体験できる大会としては、HYROX大阪2027などがあります。

06

KEY TAKEAWAYS

  • HYROXは「1kmのラン+1種目」を8回繰り返す構成。合計8kmのランと8種目になる
  • 順番は①スキーエルゴ→②スレッドプッシュ→③スレッドプル→④バーピーブロードジャンプ→⑤ローイング→⑥ファーマーズキャリー→⑦サンドバッグランジ→⑧ウォールボールで、全部門共通
  • ⑤ローイングから後半が始まる(公式サイトが明記)。後半は荷重を運ぶ・支える種目が3つ連続する
  • 距離・回数は全部門共通、変わるのは重さ(と一部の的の高さ)だけ
  • 動きのタイプで見ると有酸素・押す引く・運ぶ支える・跳ぶ投げるの4パターンに分かれる
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