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アディダス(adidas)はHYROXで使える? 靴のルールとDropset 2足・Adios Proの注意点

アディダス(adidas)のシューズは、HYROX(ハイロックス)で使えます。2026/27シーズンのルールブックが靴について定めているのは、つま先の覆われた靴を履くことだけで、ブランドやモデルの指定はありません。HYROXの公式パートナーはPUMAですが、adidasはハイブリッドフィットネス向けに、レース向けのDropset Eliteと、練習から大会の準備まで向けのDropset Pro(日本で税込17,600円)を出しています。2026年の世界選手権で上位のadidasの選手がレースで使う靴、Adios Proなど路面用のレース靴をめぐるガイドの評価の分かれ、目的ごとの使いどころをまとめました。

アディダス(adidas)はHYROXで使える? 靴のルールとDropset 2足・Adios Proの注意点

アディダス(adidas)のシューズは、HYROX(ハイロックス)で使えます。2026/27シーズンのルールブックが靴について定めているのは、レース中につま先の覆われた靴を履くことだけで、ブランドやモデルの指定はありません。adidasのランニングシューズもトレーニングシューズも、この決まりに当てはまります。

HYROXの公式スポーツウェアは、PUMAの発表によると2030年までPUMAが提供し、そこにはNITRO技術のシューズも含まれます。adidasとHYROXの提携を示す公式の発表は見つかっていません。それでもadidasは、ハイブリッドフィットネス(ランと筋力系の種目を組み合わせたトレーニングやレース)向けのシューズを2足出しています。レース向けの Adizero Dropset Elite(ドロップセット エリート)と、練習から大会の準備まで向けの Adizero Dropset Pro(ドロップセット プロ)です。日本ではProが2026年6月17日に税込17,600円で発売されました。一方、マラソンなど路面のレース向けの Adios Pro(アディオス プロ)は、adidasの靴に触れている3つのガイドのうち2つが、HYROXの会場の床で滑りやすいとして避ける靴に挙げています。

根拠は、ルールブック、adidasの日本とグローバルのプレスリリース、adidasの公式マガジン、Dropset Eliteの発売を伝えた海外の報道と販売店の商品ページ、2026年の世界選手権に出たトップ選手にレースで使う靴を聞いた記事、3つのガイドです(2026年10月21日時点)。Proの重さ・ドロップは、日本の公式オンラインショップの商品ページで確かめました(2026年10月24日)。Eliteの日本での発売と円の価格は確認できていません。

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HYROXでアディダスの靴は履ける? ルールブックの靴の決まり

2026/27シーズンのHYROXのルールブックは、参加者に、レース中は常につま先の覆われた靴を履くよう定めています。靴を脱いでよいのはウォールボールのステーションだけです。シングルス・ダブルス・リレーのルールブックに同じ文があり、アダプティブのルールブックにも同じ規定があります。

4冊のルールブックで靴に触れているのは、この規定と、ウォールボールで脱いだ靴の置き場所などの決まりだけです。ブランドやモデル、靴底の形を指定したり禁止したりする文はありません。adidasの靴でも、つま先が覆われていれば、ルールの上では問題なく履けます。ルール全体はHYROXのルールまとめで扱っています。

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HYROXの公式パートナーはPUMAで、adidasはATHXと提携している

PUMAは、2017年にハンブルクで開かれたHYROXの最初の大会からのパートナーで、2023年にグローバルパートナーになりました。契約の延長により、2030年までHYROXの公式スポーツウェア(NITRO技術を使ったシューズを含む)を提供し、HYROX世界選手権の独占タイトルパートナーを務めると発表しています。HYROXのために設計した専用のシューズを出しているのもPUMAです。

adidasとHYROXの提携を示す公式の発表は、日本語と英語の検索では見つかりませんでした。adidasのプレスリリースが長期のパートナーとして名前を挙げているのは、別のハイブリッドフィットネスレースであるATHXです。グローバルのリリースは、ATHXを公式のハイブリッド競技パートナーと呼んでいます。

一方で、adidasはHYROXの大会にも関わっています。adidasの公式マガジンは、2026年のHYROX世界選手権(ストックホルム)に自社の選手が150人以上出場したと書いていて、Dropset Proはこの大会の開幕に合わせて発売されました。

PUMAの専用シューズはHYROXとプーマ(PUMA)、ほかの公式パートナーはHYROXの公式パートナーの一覧にまとめています。

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HYROXで名前が挙がるadidasの靴は3種類

HYROXの観点でadidasの靴が話題になるのは、大きく分けて次の3種類です。

HYROXで名前が挙がるadidasの靴を3枚のカードで示した図。1枚目はハイブリッドフィットネス向けのDropset ProとDropset Eliteで、adidasはランと筋力系の種目の両方を想定した靴と説明している。Proは練習から大会の準備まで向けで日本では税込17,600円、Eliteはレース向けで海外では€275で発売された。日本の発表では製品の説明にHYROXの名前は使っていない。2枚目はadidasのランニングのシリーズADIZEROのモデルBostonで、2026年の女子の世界王者がレースで使う靴として取材記事で挙げ、参加者がスピード練習に使う例もある。3枚目はガイドが注意や避ける靴に挙げたモデルで、Adios Proは3つのガイドのうち2つが会場のカーペットで滑りやすいとして避ける靴に挙げ、1つは勧めつつ横の安定に注意している。Takumi Sen 8は評判のよくなかった4足の1つで、4足に共通する問題はスレッドでのグリップ不足。どれもルールの上では履けるので、本番の靴はスレッドで試す
出典:アディダス ジャパン・adidasのプレスリリースと公式マガジン/T3/Rox Lyfe・The Nod Mag/Anabel Avila・HYROX Insider・HyCrew(2026年10月21日確認)。ガイドの評価は書き手の判断で、adidasの公式の説明ではありません
  1. ハイブリッドフィットネス向けのDropset(ProとElite):adidasが、ランと筋力系の種目の両方を想定して作ったと説明している靴です
  2. Boston(ボストン):adidasのランニングのシリーズADIZEROのモデルです。2026年の世界選手権の女子の優勝者が、レースで使う靴として取材記事で挙げています。HYROXの参加者がスピード練習に使っている例もあります
  3. ガイドが注意や避ける靴に挙げたモデル(Adios Pro・Takumi Sen 8):Adios Proはマラソンなど路面のレース向けの靴で、HYROXに向くかはガイドによって評価が分かれます
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adidasのハイブリッドフィットネス向けの2足(Dropset ProとDropset Elite)

adidasは2026年に、ハイブリッドフィットネス向けのシューズを2足出しました。先にレース向けのDropset Eliteを出し、そのあとで、より幅広い層に向けたDropset Proを出しています。adidasの公式マガジンは、Eliteをフィットネスレースの最上位で競う選手向け、Proを日々のハイブリッドトレーニング向けで、あらゆるレベルの人向けと位置づけています。

Dropset Pro(プロ)

Dropset Elite(エリート)

adidasが説明する用途

日々のトレーニングから大会の準備まで

フィットネスレースの最上位で競う選手向け

発売

日本で2026年6月17日

海外で2026年3月18日

価格

税込17,600円(日本・発売時の自店販売価格)

€275(海外の発売時・ユーロ)

重さ

242g(メンズ・サイズの記載なし)

210g(メンズ・サイズの記載なし)

ドロップ

7mm

12mm

スタックハイト

前足部22mm/ヒール29mm(ミッドソール。中敷きは2.6mm)

前足部32mm/後足部44mm

説明に出てくる技術

Lightstrike Proフォーム・ENERGY RODS・Lighttraxion・Continentalラバー

Lightstrike Proフォーム・Continentalラバー・Energy Rim

日本で買えるか

直営店の一部・オンラインショップ・公式アプリ・一部の取扱店

未確認

出典:アディダス ジャパンのプレスリリース(Pro)、英国のメディアT3の記事と英国の販売店SportsShoesの商品ページ(Elite)。Eliteの数字は、adidasの公式の発表の原文では確かめていません(2026年10月21日時点)。

Dropset Pro:日本で税込17,600円で発売された練習から大会まで向けの靴

アディダス ジャパンのプレスリリースは、Dropset Proを、ランニングのシリーズ ADIZERO の先進性と、安定性を意識したトレーニングシューズ Dropset の要素を組み合わせた靴と説明しています。対応する種目として挙げているのは、トレッドミルでのインターバル走・スレッドプッシュ・ウェイテッドランジ・ファーマーズキャリー・ウォールボールで、トレーニングとレースの両方に使う前提です。日本のリリースが挙げる特徴は次の5つで、重さやドロップの数字は書かれていません。数字は日本の公式オンラインショップの商品ページの「詳細」にあり、重さ242g、ミッドソールのドロップ7mm(ヒール29mm・前足部22mm)です(メンズ・サイズの記載なし・2026年10月24日確認)。

  • Lightstrike Proフォーム:軽いクッションと高い反発
  • ENERGY RODS:かかとからつま先への重心の移動を助ける
  • Lighttraxion:軽さとグリップを両立する
  • Continentalラバー:濡れた路面と乾いた路面の両方でグリップ力が高い
  • ADIZEROのソックライナー(2.6mm):接地感を意識した低いスタックハイト

挙げられている種目はHYROXの種目と重なりますが、日本のリリースの本文で「HYROX」の語が出てくるのは、Eliteの開発に協力した選手の肩書き(HYROX世界王者)の1か所だけです。世界選手権のことも「世界最高峰のハイブリッドフィットネスレース」と書いていて、製品の説明にHYROXの名前は使っていません。英語のadidasの公式マガジンは、ProをHYROX世界選手権の開幕に合わせて発売したと明記しています。

日本での販売先は、アディダス直営店の一部、adidasのオンラインショップ、公式アプリ、一部のadidas取扱店で、リリースの取扱店の欄にはMIYASHITA PARK・渋谷・新宿・銀座・大阪の店舗が挙げられています。店舗によって取り扱う商品が異なるとの注もあります。税込17,600円は、発売時の発表にあるアディダス直営店・公式オンラインでの販売価格(自店販売価格)です。

Dropset Elite:海外で€275で発売されたレース向けの靴

Dropset Eliteは、adidasが2026年3月に展開したレース向けのモデルです。日本のプレスリリースによると、HYROX世界王者のティム・ヴェニッシュの協力で開発されました。ヴェニッシュは2025年12月のメルボルン大会で、この靴の試作品を履いてElite 15の男子シングルスで優勝しています。報道では、ランニング由来のLightstrike Proフォームと、トレーニングシューズDropsetの安定性の土台を組み合わせた靴と紹介されています。

英国のメディアT3は、Eliteが2026年3月18日に€275でadidasから発売されると伝えています。T3によると、アウトソールはContinentalのラバーをダイヤモンド柄にしたもので、会場のカーペットの床を含むさまざまな床でグリップを保つように作られています。ミッドソールを包むEnergy Rimは、ウォールボールやスレッドプッシュのときの後足部の安定を助けるとしています。英国の販売店SportsShoesのメンズの商品ページには、重さ210g、ドロップ12mm、スタックハイト44mm/32mm(後足部/前足部)とあります。日本語のプレスリリースは「2026年3月に展開」とだけ書き、日本での発売日と価格は書いていません。

ガイドの中では、HyCrewがDropset Eliteを8足中2位に挙げ、エリートと上級者、特に走力のある人に向くとしています(10点満点で9点)。一方、2026年4月に公開して7月に更新したHYROX Insiderのおすすめには、DropsetもBostonも入っていません。Eliteの開発の経緯とトップ選手の話は、トップ選手が履いた靴の記事にあります。

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2026年の世界選手権で上位のadidasの選手がレースで使う靴

adidasの公式マガジンは、2026年の世界選手権のElite 15で、自社の選手が女子と男子の両方で表彰台に入ったと書いています。女子はadidasと契約したばかりのアリッサ・マケルヘニーが優勝し、男子はティム・ヴェニッシュが3位でした。2人の順位は、大会の結果を伝える報道とも一致します。

HYROXの情報サイトRox Lyfeの筆者は、エリート選手にレースで使う靴を尋ねた一覧を載せていて、マケルヘニーは「Adidas Boston」、ヴェニッシュはadidasのプロトタイプ(試作品)と書かれています。女子の世界王者がレースで使う靴として挙げたのは、ハイブリッドフィットネス向けのDropsetではなく、Bostonだったことになります。Bostonは、adidasの日本のリリースがランニングのシリーズと説明するADIZEROのモデルです(The Nod Magの記事の表記はAdizero Boston 12)。

ただし、Rox Lyfeは世界選手権の当日にその靴を履いたとは書いておらず、Bostonの世代(12・13など)も書いていません。ヴェニッシュのプロトタイプがDropset Eliteにあたるのかも分かりません。Proについては、日本の発表が、ストックホルムのレースに出るadidasの選手が着用予定と書いていましたが、実際に大会でProを履いた選手がいたかは今回の資料からは分かりません。また、Rox Lyfeがまとめたのは筆者が話を聞けたエリート選手16人の靴で、出場した全員を調べたものではありません。

ルールで決まっているのはつま先が覆われていることだけなので、一般の参加者がトップ選手と同じ靴を選ぶ必要はありません。

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路面用のレース靴Adios ProはHYROXではガイドの評価が分かれる

Adizero Adios Proは、炭素繊維を使った部材を入れた、路面のレース向けのランニングシューズです。HYROXの本番に使えるかについて、adidasの靴に触れている3つのガイドの評価は次のように分かれます。

  • Anabel Avila(スペイン語のフィットネスサイト):HYROXに勧める7足の1つにAdios Pro 3を入れています。挙げている仕様は220g・ドロップ6mmで、Lightstrike ProフォームとEnergyrodsで反発を得る靴としています。そのうえで、横方向の安定が足りないため、ステーションによっては向かないかもしれないと書いています
  • HYROX Insider(英語のHYROX情報サイト。HYROX公式とは別):Adios Proのような路面用のレース靴を、HYROXの会場のカーペットで滑りやすいとして、避ける靴に挙げています
  • HyCrew(HYROX向けアプリの事業者のガイド):同じく、Adios Proのような路面用のレース靴を、HYROXのカーペットで滑りやすいとして避ける靴に入れています

3つのうち、Adios Proを勧めているのはAnabel Avilaだけで、そのガイドも横の安定に注意を書いています。HYROX InsiderとHyCrewは「Adios Pro」とだけ書き、世代を書いていません。

Anabel Avilaは、HYROXでよい経験をしなかった人の声を集めたとして、避けたほうがよい靴に4足(Asics Duomax・Asics Novoblast 2・adidasのTakumi Sen 8(タクミ セン 8)・Inov8 F lite 245)を挙げています。その人たちが挙げた主な問題は、スレッドのステーションで靴のグリップが足りないことで、4足それぞれの理由や、何人の声かは書かれていません。

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HYROXの公式サイトはスレッドプッシュに滑りにくい靴を勧めている

HYROXの公式サイトは、スレッドプッシュについて、大会の前に少なくとも1回は試しておくこと、滑りにくい靴を用意することを勧めています。ガイドがadidasの靴について書いた注意も、会場の床でのグリップに集まっています(Adios Proは会場のカーペットで滑りやすい、Takumi Sen 8を含む4足はスレッドでグリップが足りない)。

Dropset Proのプレスリリースは、Continentalのラバーで濡れた路面でも乾いた路面でもグリップ力が高いと説明しています。ただ、これはメーカーの説明で、HYROXの会場のカーペットで使った人の評価ではありません。

会場の床そのものにも注意が要ります。初出場の人向けのガイドでは、Rox Lyfeが、会場のカーペットは多くのジムよりソリが動きにくく、ジムで載せた重さと同じには感じなかったと書いています。SugarWODも、スレッドの重さの感じ方は床の素材で変わるとして、本番に近い床で練習するよう勧めています。初出場で起きやすいことは初めてのHYROXでよくある失敗にまとめています。

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目的ごとのadidasの使いどころ

目的ごとのadidasの使いどころを4枚のカードで示した図。完走が目標で練習から本番まで1足で済ませたい人はDropset Proが候補で、adidasはあらゆるレベル向けと説明し、日本では税込17,600円で発売された。大会で使った人の評価と重さ・ドロップは未確認なので、履いてスレッドを押してから決める。ランが得意でタイムを縮めたい人はDropset Eliteが候補で、HyCrewは走力のある上級者向けに8足中2位に挙げ、海外の販売店の表示では210gだが、日本で買えるかは未確認。ランの練習にはBostonを使う例があり、参加者の1人がスピード練習に使い、女子の世界王者もレースで使うと答えた。Adios ProとTakumi Sen 8は評価が割れ根拠が少ない。Adios Proは2つのガイドが避け1つは勧め、Takumi Sen 8は評判のよくなかった4足の1つなので、本番で履くなら練習でスレッドを押して確かめる。どの場合も本番で履く靴でスレッドを一度押しておく
出典:HYROX ルールブック(2026/27)・HYROX公式サイト・adidasの発表・海外の販売店・各ガイド(2026年10月21日確認)

完走が目標で、練習から本番まで1足で済ませたい人は、Dropset Proが候補になります。 adidas自身が、日々のトレーニングから大会の準備までに使え、あらゆるレベルの人向けと説明している靴です。今回の調べで日本で発売されたことを確かめられたのは、2足のうちProだけです。HYROXは1kmのランと1種目を8回繰り返す形で、ランと筋力系の種目の両方をこなします。ただし、HYROXの大会でProを使った人の評価は、今回読んだガイドにはありませんでした。日本の商品ページの表記では重さ242g・ドロップ7mmですが、大会の床での感触は数字では分からないので、店で履いてみて、できれば本番前にスレッドを押してから決めてください。手持ちの靴で練習する人もいて、インドの雑誌The Nod Magが話を聞いた参加者の1人は、5年前のadidasのUltraboostで練習し、本番用にはPUMAのHYROXの靴を買ったと答えています。

ランが得意で、タイムを縮めたい人は、Dropset Eliteが候補になります。 HyCrewは、エリートと上級者、特に走力のある人向けとして8足中2位に挙げています。海外の販売店の表示では重さ210gのレース向けの靴です。ただ、日本で買えるかは分かっていないので、まず販売店に取り扱いを問い合わせてください。完走した人のランのペースはHYROXに必要な走力で扱っています。

ランの練習には、Bostonを使う例があります。 The Nod Magが話を聞いた別の参加者は、スピード練習にAdizero Boston 12を使っていました。女子の世界王者がレースで使う靴として挙げた例もありますが、Bostonをステーションでの使いやすさから評価したガイドは、今回読んだ3つの中にはありませんでした。練習用と本番用の分け方は練習用と本番用のシューズの記事で扱っています。

Adios ProやTakumi Sen 8を本番で履くなら、練習でスレッドを押して確かめてからにしてください。 Adios Proは、3つのガイドのうち2つが会場のカーペットで滑りやすいとして避ける靴に挙げ、勧めている1つも横の安定に注意を書いていて、評価が割れています。Takumi Sen 8は、Anabel Avilaが評判のよくなかった4足の1つに挙げているだけで、スレッドでのグリップ不足も4足に共通する問題として書かれています。Anabel AvilaとHyCrewのガイドは公開日が本文に見当たらず、HYROX InsiderとHyCrewはAdios Proの世代も書いていないので、いつの、どのモデルの評価かがはっきりしません。ルールの上では履けますが、本番の1足に選ぶ根拠は多くありません。各社の靴の比べ方はHYROXのシューズの選び方にあります。

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アディダスの靴で本番に出る前にやっておくこと

  1. 本番で履く靴を履き慣らしておく。 Women's Health(南アフリカ版)は、大会の前日に新しい靴を買わず、グリップがあり履き慣らした靴にするよう書いています。ナイキの解説記事は、レースシューズのように、これまで練習に使ってこなかったタイプの靴で走るときほど、慣らす期間が大事だとしています。Dropset Eliteのようなレース向けの靴に替えるなら、早めに用意しておいてください。
  2. その靴でスレッドを押してみる。 公式サイトの助言どおり、大会の前に一度は試してください。滑る、足元が安定しないと感じたら、本番で履く靴を見直してください。
  3. 買う前に、今の価格と在庫を確かめる。 Proの税込17,600円は、発売時の発表にある自店販売価格です。発売日の2026年6月17日からは、アディダスの旗艦店(MIYASHITA PARK)にProを履いて動きを試せるスペースを設けると発表されていました。今も続いているかは、店舗に問い合わせてから行くと確実です。

靴を替える目安はHYROXのシューズの寿命と買い替えの目安にまとめています。

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よくある質問

アディダスの靴でHYROXに出るとルール違反になりますか。

なりません。2026/27シーズンのルールブックが求めているのは、レース中につま先の覆われた靴を履くことだけです。ブランドやモデルの指定はありません。

アディダスにHYROX専用のモデルはありますか。

HYROXの名前を付けたモデルは、今回確かめたadidasの発表には見当たりませんでした。adidasが出しているのは、ハイブリッドフィットネス向けのDropset EliteとDropset Proです。HYROXのために設計した専用のシューズを出しているのは、公式パートナーのPUMAです。

Dropset Proの重さとドロップはどのくらいですか。

日本の公式オンラインショップの商品ページの「詳細」には、重さ242g、ミッドソールのドロップ7mm(ヒール29mm・前足部22mm)と書かれています(メンズ・サイズの記載なし・2026年10月24日確認)。プレスリリースには数字の記載がなく、中敷き(ソックライナー)が2.6mmとあるだけです。

Dropset Eliteは日本で買えますか。

日本語のプレスリリースは、Eliteを2026年3月に展開したとだけ書いていて、日本での発売日と税込価格は書いていません(2026年10月21日時点の調べ)。海外では、2026年3月18日に€275で発売されたと英国のメディアT3が伝えています。

ダブルスやリレーでも靴の決まりは同じですか。

同じです。ダブルスとリレーのルールブックにも、シングルスと同じ文で、つま先の覆われた靴を履くことと、ウォールボールのステーションだけ靴を脱いでよいことが書かれています。

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KEY TAKEAWAYS

  • アディダス(adidas)のシューズはHYROXで使えます。2026/27シーズンのルールブックが靴について定めているのは、つま先の覆われた靴を履くことだけで、ブランドやモデルの指定はありません
  • PUMAの発表では、HYROXの公式スポーツウェア(NITRO技術のシューズを含む)は2030年までPUMAが提供します。adidasとHYROXの提携を示す公式の発表は見つからず、adidasが長期のパートナーとしているのは別のレースのATHXです
  • adidasはハイブリッドフィットネス向けに2足を出しています。Dropset Proは日本で2026年6月17日に税込17,600円で発売、Dropset Eliteは海外で€275で発売され、販売店の表示では210g・ドロップ12mmです。Proは日本の商品ページで重さ242g・ドロップ7mm(2026年10月24日確認)。Eliteの日本での発売と円の価格は確認できませんでした
  • 2026年の世界選手権では、adidasの選手のマケルヘニーが女子で優勝し、ヴェニッシュが男子3位でした。Rox Lyfeによると、マケルヘニーがレースで使う靴として挙げたのはDropsetではなくBostonです
  • 路面用のレース靴Adios Proは、3つのガイドのうち2つが会場のカーペットで滑りやすいとして避ける靴に挙げています。勧めているガイドも横の安定に注意を書いています
  • 完走が目標で1足で済ませたい人はDropset Pro、ランが得意な人はDropset Eliteが候補です。どの靴でも、本番で履く靴でスレッドを一度押して確かめてください
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