ルール · 16 MIN READ
HYROXのマナーまとめ:追い越し・ごみ・差し入れ・応援でしてよいこと、いけないこと
HYROX(ハイロックス)では、ごみの捨て方・唾・応援の人からの差し入れといったマナーにあたることが、公式ルールブックに決まりとして書かれていて、守らないと時間のペナルティや失格になります。給水の水の使い方、追い越してよい種目、ファストレーン、ダブルスやリレーで増える決まりも含めて、出場者・応援する人・ペアやチームの立場ごとに公式の資料でまとめました。

HYROX(ハイロックス)では、ごみの捨て方・唾・応援の人からの差し入れといったマナーにあたることが、公式ルールブックに決まりとして書かれています。守らなかったときは時間のペナルティや失格になるため、レースの前に知っておく必要があります。出場者に関わる主な決まりは次の7つです。
- ごみは用意されたごみ箱に捨てる。床に唾を吐かない、床に向けて鼻をかまない。給水の水を頭や体にかけない(いずれも2分のペナルティの対象。唾と鼻かみは失格になることもある)
- 追い越してよいと書かれているのは、サンドバッグランジ・バーピーブロードジャンプ・ファーマーズキャリーの3種目
- ランコースでは、1kmあたり4分かそれより速いペースの人が内側のファストレーンを、それ以外の人が外側のランニングレーンを走る
- スレッドは割り当てられたレーンの中で動かし、隣のレーンに干渉しない
- 応援の人から飲み物・補給食・装具を受け取らない(2分のペナルティの対象。装具の受け渡しは失格になることもある)
- ウォームアップエリアは出場者専用で、応援の人は入れない
- 暴言や妨害はペナルティや失格の対象で、失格や出場禁止になった場合の参加費は返金されない
応援する人にも決まりがあります。HYROXが公開している行動規範(HYROX Event Code of Conduct)は観客にも適用され、やじや、出場者・係員の邪魔になる行為を禁じています。
この記事では、してよいことといけないことを、出場者・応援する人・ダブルスやリレーのチームに分けてまとめます。もとにした資料は、2026/27シーズンの公式ルールブック(シングルス・ダブルス・リレーの3冊)、HYROXの行動規範、日本大会の参加規約、HYROX JapanのFAQ、2026年8月の千葉大会のイベントガイドです(2026年10月6日時点)。反則の全項目はHYROXのペナルティの一覧で確認できます。
HYROXのマナーの早見表
出場者に関わる決まりを場面ごとに並べると、次の表になります。「守らなかったとき」の列は、ルールブックに書かれている扱いです。応援する人、ダブルス、リレーの決まりは、あとの節で説明します。

場面 | 決まり | 守らなかったとき |
|---|---|---|
ごみ | 紙コップや使ったジェルの包装は、用意されたごみ箱に捨てる。Roxzone(ロックスゾーン)の床やランコースに捨てない | 違反ごとに2分(条文の書き方は「科されることがある」) |
唾・鼻かみ | 床に唾を吐かない、床に向けて鼻をかまない | 2分、またはレースディレクターの判断で失格 |
給水の水 | 飲むためだけに使う。頭や体にかけない | 違反ごとに2分 |
追い越し | サンドバッグランジ・バーピーブロードジャンプ・ファーマーズキャリーでは、安全にできる場合、速い人が遅い人を追い越してよい | — |
ランコース | 1kmあたり4分かそれより速い人はファストレーン、それ以外の人はランニングレーンを走る。クルーが誘導しているときは指示に従う | — |
器具とレーン | クルーが割り当てた器具・レーン・ウォールボールの位置だけを使う。自分では選べない | 違反ごとに2分 |
スレッドプッシュ | ソリも体も自分のレーンの中にとどめ、隣のレーンに干渉しない | スレッドプッシュの反則全般の扱いとして、1回目が警告、2回目から1回ごとに15秒 |
ケトルベル・サンドバッグ | 使い終えたら決められた場所に戻す(ケトルベルは持ち手を上に向ける) | 30秒(Roxzoneを出る前に戻って直せば科されない) |
チョーク | 大会が用意したものを、スレッドプルとファーマーズキャリーでだけ使う。持ち出さない | 2分 |
スタート | 出走時刻の10分前までにスタートトンネルへ集まる。自分のウェーブが出たら、流れに沿って前へ進む | スタート後もトンネルに残ると1分 |
スタート前 | 自分のスタート時刻より前に、Roxzoneやランコースに入らない | タイミングチップが反応して、記録が不正確になるおそれがある |
飲み物・補給食・装具 | 補給食は最初から自分で身につけて持ち込む。エイドステーション以外の人から受け取らない。ベルトやグローブなどを途中で受け渡さない | 違反ごとに2分(条文の書き方は「科されることがある」)。装具の受け渡しは失格になることもある |
言動 | スタッフ・ジャッジ・ボランティア・観客・ほかの出場者への脅しや暴言、過度な抗議、妨害をしない | 2分、またはレースディレクターの判断で失格。ごまかしや妨害は、永久追放や法的措置につながることもある |
「—」は、ルールブックの反則表に専用の項目が無いものです。
ごみ・唾・鼻かみ・給水の水に関する決まり
ルールブックは、ごみのポイ捨てを禁じています。例として挙げられているのは紙コップと使用済みのジェルの包装で、Roxzoneの床やランコースに捨てず、用意されたごみ箱に捨てる決まりです。条文は、違反ごとに2分のペナルティが科されることがあるという書き方で、反則表には「違反ごとに2分」と載っています。
床に唾を吐くことと、床に向けて鼻をかむことも禁止です。こちらの条文は、違反ごとに2分のペナルティが科されると言い切る書き方で、反則表にはレースディレクターの判断で失格にもなると書かれています。
給水の水の使い方にも決まりがあります。エイドステーションの飲み物は飲むためのもので、頭や体にかけて冷やすのに使うと、1回ごとに2分のペナルティです。ルールブックは理由を、ほかの出場者やスタッフが滑る危険を作らないためと説明しています。会場の水は、Roxzoneを通過するたびに少なくとも1回は用意されます。レース中の水分とジェルのとり方はHYROXの補給にまとめています。
2026年8月の千葉大会のイベントガイドにも「会場でのマナー」という項目がありました。ごみを捨てること、唾を吐くこと、床に直接鼻をかむことは禁止で、違反1件につきタイムペナルティが科される場合がある、という案内です。イベントガイドに分数は書かれておらず、2分という数字はルールブックのものです。
種目ごとの追い越しとレーンの決まり
ルールブックが追い越しについて書いているのは、サンドバッグランジ・バーピーブロードジャンプ・ファーマーズキャリーの3種目です。この3種目では、安全にできる場合、速い人が遅い人を追い越してよいとされています。床に引かれたグリッド線やレーンの区切りは目安で、必ず沿って進む必要はありません。シングルス・ダブルス・リレーの3冊とも同じ文です。2025/26シーズンのルールブックで追い越しが書かれていたのはバーピーブロードジャンプだけで、2026/27シーズンに3種目へ広がりました(2026/27シーズンのルール変更点)。
追い越す側に求められているのは「安全にできる場合」という条件です。声のかけ方や、追い越される側の動き方を定めた文はありません。
スレッドは扱いが違います。スレッドプッシュとスレッドプルは、ジャッジが割り当てたレーンを使うことが必須です。スレッドプッシュでは、ソリも体も自分のレーンの中にとどめ、隣のレーンにどんな形でも干渉してはいけません。スレッドプルでは、引いたロープを自分のレーンに収めます。ロープがレーンの後ろへはみ出すのは構いませんが、隣のレーンの妨げになってはいけません。

場所 | 追い越しとレーンについて書かれていること |
|---|---|
ランコース | 速さでファストレーンとランニングレーンを使い分ける。追い越しについての文は確認できなかった |
スキーエルゴ | クルーが割り当てた器具を使う |
スレッドプッシュ | 割り当てられたレーンを使う。ソリも体もレーンの中にとどめ、隣のレーンに干渉しない |
スレッドプル | 割り当てられたレーンを使う。ロープは自分のレーンに収め、隣のレーンを妨げない |
バーピーブロードジャンプ | 安全にできる場合、速い人が追い越してよい。線は目安 |
ローイング | クルーが割り当てた器具を使う |
ファーマーズキャリー | 安全にできる場合、速い人が追い越してよい。線は目安 |
サンドバッグランジ | 安全にできる場合、速い人が追い越してよい。線は目安 |
ウォールボール | クルーが割り当てた位置を使う |
ランコース、スキーエルゴ、ローイング、ウォールボールについては、追い越しを認める文も禁じる文も、ルールブックでは確認できませんでした。書かれていないことは、認められているとも禁止されているとも読めません。
ランコースのファストレーンとランニングレーンの使い分け
ランコースには1本の線が引かれています。線より内側にある幅の狭いレーンがファストレーンで、外側の幅の広いレーンがランニングレーンです。ルールブックは、1kmあたり4分かそれより速いペースで走る人がファストレーンを使い、それ以外の人はランニングレーンを走ると定めています。HYROXのクルーがファストレーンを誘導しているときは、全員がその指示に従います。
1kmあたり4分ちょうどの人の扱いは、資料によって書き方が違います。ルールブックの英語版は「4/km pace or faster」(1kmあたり4分かそれより速いペース)、日本語版は「1kmあたり4分以下のペース」で、どちらも4分ちょうどを含む書き方です。千葉大会のイベントガイドは、ファストレーンを使う人を「1kmを4分より速いペースで走る出場者」と案内していました。どちらの書き方でも、1kmに4分より長くかかるペースの人は、外側のランニングレーンを走ります。
ランコースでの追い越しや並走について、ルールブックと千葉大会のイベントガイドに決まりは見当たりません。反則表にも、ファストレーンの使い方や追い越しを対象にした専用の項目はありません。完走者が実際にどのくらいのペースで走っているかは、HYROXに必要な走力で確認できます。
器具は割り当てられたものを使い、決められた場所に戻す
器具とレーンは、各ステーションのヘッドジャッジとそのチームが割り当てます。どんな場合も、出場者が自分で選ぶことはできません。割り当てと違う器具・レーン・ウォールボールの位置を使うと、違反ごとに2分のペナルティです。
使い終えた器具を戻す場所も決まっています。ファーマーズキャリーのケトルベルは、正しいボックスに、持ち手を上に向けて戻します。サンドバッグランジのサンドバッグも、決められたエリアに戻します。どちらも、戻し方が正しくないと30秒のペナルティで、Roxzoneを出る前に戻って直せば科されません。
チョークは、大会が用意したものだけを、スレッドプルとファーマーズキャリーで使えます。ほかの種目で使う、自分のチョークを使う、大会のチョークを持ち出す、のいずれも2分のペナルティです。
HYROXの行動規範も、会場にいる全員に対して、器具を指示されたとおりに本来の目的のためだけに使うこと、自分やほかの人を不必要な危険にさらさないことを求めています。
スタート前とスタート直後の決まり
スタートの前後の決まりは次のとおりです。
- 出走時刻の10分前までにスタートトンネルへ集まり、係員から出走の説明を受ける
- 自分のウェーブがスタートしたら、流れに沿って前へ進む。スタート後もトンネルの中に残っていると、1分のペナルティが科されることがある
- 自分のスタート時刻より前に、Roxzoneやランコースに入らない。タイミングチップが反応して、記録が不正確になるおそれがある
- 割り当てられたウェーブで出走する。主催者の事前の承認なしに、早いウェーブや遅いウェーブで出走すると失格になる
スタート時刻(ウェーブ)の決まり方は別の記事にまとめています。
ウォームアップエリアは出場者専用で、ルールブックは観客が入れないと定めています。千葉大会のイベントガイドでは、ウォームアップエリアに入れるのはスタート時刻の1時間前からでした(HYROX当日のウォームアップ)。
持ち物にも決まりがあります。ヘッドホン・携帯電話・体に着けるカメラなど9点は、レース中は常に禁止です。品目ごとの扱いはHYROXの持ち込みルールで確認できます。
応援する人のマナー
応援する人が気をつけることは、次の4つです。
- 出場者に飲み物・補給食・装具を渡さない
- ウォームアップエリアなど、出場者専用の場所に入らない
- やじを飛ばさない。出場者や係員の邪魔になることをしない
- 撮った写真や動画は、私的な利用にとどめる
出場者に物を渡すと出場者がペナルティの対象になる
ルールブックは、レース中にエイドステーション以外の人から飲み物や補給食を受け取ることを「外部からの補助」として禁じています。条文は、違反ごとに時間のペナルティが科されることがあると書き、反則表はその長さを違反ごとに2分としています。禁じられているのは出場者が受け取ることなので、ペナルティの対象になるのは出場者です。条文が挙げている相手は「エイドステーション以外の誰か」で、応援の人が水やジェルを手渡した場合もこれに当たると読めます。補給食を使う出場者は、スタートの時点から自分で身につけて持ち込む決まりです。
装具はさらに厳しい扱いです。ニースリーブ・グローブ・ベルト・リストバンド・ハイドレーションパックなどは、使うならスタートからフィニッシュまで自分で持ち続ける決まりで、レース中に誰かから受け取ったり誰かに渡したりすると、失格になることがあります。
ウォームアップエリアなど出場者専用の場所には入れない
ルールブックは、ウォームアップエリアを出場者専用とし、観客の立ち入りを認めていません。これとは別に、HYROXの行動規範も、立ち入りが制限された区域へ入ろうとすることを、してはいけない行為に挙げています(どの場所がこの区域に当たるかは、行動規範には書かれていません)。HYROX JapanのFAQは観客エリアについて、応援する人がほぼすべてのワークアウトの近くにいられるように設計されていると説明しています。
やじなど大会の妨げになる行為は禁止
HYROXの行動規範は、アスリート・観客・設営や運営の関係者など、大会に来るすべての人に適用されます。全員に求められているのは、責任と敬意をもって行動すること、役割にかかわらずほかの人に礼儀をもって接すること、会場への立ち入りや会場内での振る舞いについて係員やスタッフの指示に従うことです。
してはいけない行為として挙げられているのは、次のようなものです(例示で、これに限りません)。
- ハラスメント、いじめ、威嚇、差別
- 攻撃的・脅迫的な言動(言葉でも身体でも)
- 望まれない身体接触、侮辱的・差別的な言葉づかい
- 大会の妨げになる行為(やじ、アスリートや係員・スタッフの邪魔をすることを含む)
- 盗み、物の不正な使用、大会の備品を壊すこと
- 入場証の不正使用、立ち入りが制限された区域へ入ろうとすること
- 安全上の指示や大会のルールに従わないこと
違反があったとHYROXが判断した場合、会場からの退去、入場の取り消し、今後の大会からの除外などの措置がとられることがあります。日本大会の参加規約も、観客を含む参加者に、会場では常に適切に振る舞い、係員の判断に従うことを求めています。安全を危うくする行為や大会のルールに反する行為があれば、主催者は返金なしで来場から除外できます。
声を出して応援すること自体を禁じる文は、行動規範にもルールブックにもありません。行動規範は安全の項目で、適切に行動する力を損なうおそれのあるアルコールなどの影響下にいないことも求めています。鳴り物や旗などの持ち込みについては、今回確認した資料に記載が見つかりませんでした。会場ごとの決まりは、大会ごとのイベントガイドで確認してください。
危険な状態や不適切な行為に気づいたときは、係員やスタッフに伝えるよう、行動規範は全員に求めています。
撮った写真や動画は私的な利用に限る
日本大会の参加規約は、参加者が会場で自分で撮る写真・音声・動画を、私的・個人的な利用に限ると定めています。規約の「参加者」には観客も含まれます。続く文は、大会・ほかの参加者・HYROX・パートナーに誤解や損害、悪影響を与えるおそれのある形での公開・投稿・配布・販売・商業利用などを禁じています(公開や投稿そのものを禁じているとも読める書き方です)。行動規範も、すべての参加者のプライバシーを尊重することを求めています。公式の写真の探し方はHYROXの大会写真、観戦チケットの買い方はHYROXの観戦ガイドにまとめています。
ダブルスとリレーで増えるマナー
友達やパートナーと出るダブルスでは、2人で動くときの決まりと、休んでいる側の立ち位置の決まりが加わります。
場面 | ダブルスの決まり |
|---|---|
ラン | 2人は必ず一緒に走る。一方が先に行くと1分のペナルティ |
ステーションの出入り | 2人そろって入り、そろって出る |
一緒に行動しない反則の累計 | 一緒に行動しないことによるペナルティを3回を超えて受けると、ランキングが付かない。日本語版のルールブックは「一緒に行動しない」を「一緒に走らない・入退場しない」と説明している |
休んでいる側(全種目) | 立ったままでいる。ステーションの区域の中にいて、ほかの出場者を妨げない |
スレッドプッシュ | 休んでいる人は、押している人のすぐ後ろを歩く。隣のレーンを歩くなど、ほかの出場者を妨げると反則 |
スレッドプル | 休んでいる人は、引いている人の後ろにいる。ロープを手や足でさばく手伝いはできない。声や体を使った助言(原文は verbal and physical guidance)は、ボックスの線を踏まず、中に入らなければしてよい |
バーピーブロードジャンプ・ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ | 休んでいる人は、動いている人のすぐ後ろを歩く。隣を歩くなど、ほかの出場者を妨げると反則 |
ローイング | 休んでいる人は、漕いでいる人の後ろの決められたエリアにいる。ハンドルを手渡す、ダンパーやフットストラップを相手の代わりに調整する、はできない |
ウォールボール | 休んでいる人は、リグの下の決められたエリアにいる。エリアを外れている間はノーレップになる |
装具の受け渡しの決まりは、ダブルスとリレーのルールブックにも同じ文で書かれていて、相方やチームメイトを例外とする記述はありません。ベルトやグローブを2人で使い回すことはできないと読めます。
4人で出るリレーでは、交代ゾーンの使い方が決まっています。次の走者が交代ゾーンに入れるのは交代の直前で、ゾーンの中にとどまり続けることは認められていません。交代を終えた人は、混雑を避けるためにすぐゾーンを出ます。
千葉大会のイベントガイドでは、1人目が走っている間、残りのメンバーはリレートランジションエリアで待つか、観客エリアからチームメイトを応援できました。自分の担当に間に合うようにリレートランジションエリアへ戻るのは、各自の責任です。このエリアに入れるのは、自分のウェーブのスタート時刻の20分前からでした。イベントガイドのリレートランジションエリアと、ルールブックの交代ゾーンとの関係は、どちらの資料にも書かれていません。
最後のウォールボールでは、残りの3人が合流できます。最後の走者がウォールボールを始めたあと、3人は観客用の通路を通って専用の入口から入り、リグの下に立ってチームメイトをサポートします。100回を終えたら、4人そろってフィニッシュへ走ります。
暴言や妨害は失格の対象で、参加費は返金されない
ルールブックは、スタッフ・ジャッジ・ボランティア・観客・ほかの出場者への脅しや暴言を、スポーツマンシップに反する行為として、ペナルティまたは失格の対象にしています。ごまかしや操作、過度な抗議、ほかの出場者への妨害は、ペナルティ、失格、HYROXのレースからの永久追放、法的措置につながることがあると書かれています。反則表でのペナルティは2分、またはレースディレクターの判断で失格です。レースが終わったあとに、さかのぼって適用されることもあります。
失格になった人や、今後の大会への出場を禁じられた人に、参加費は返金されません。ルールブックはこの扱いを、ほかの参加者・ボランティア・スタッフ・スポンサー・観客に損害や迷惑を与える行為にも当てはめると書いています。判断は主催者の裁量です。
ルールブックは、大会に申し込んだ時点で、公正に競うことと、HYROXの行動規範を守ることに同意したものとする、とも定めています。千葉大会のイベントガイドにも「スポーツマンシップに反する行為」の項目があり、威嚇・暴言・暴力はペナルティまたは失格の対象で、終了後でもさかのぼって適用されることがあると案内していました。
イベントガイドの案内は短くまとめたもので、ペナルティの分数や、永久追放・返金なしといった扱いは、ルールブックに書かれています。イベントガイドを読んだら、ルールブックの該当する章もあわせて確認してください。当日の流れはHYROX大会当日の流れと持ち物にまとめています。
KEY TAKEAWAYS
- ごみの捨て方・唾・鼻かみ・給水の水の使い方は、ルールブックに決まりとして書かれています。ごみを床に捨てる、床に唾を吐く、床に向けて鼻をかむ、給水の水を頭や体にかける、はそれぞれ2分のペナルティの対象で、唾と鼻かみはレースディレクターの判断で失格にもなります
- 追い越してよいと書かれているのは、サンドバッグランジ・バーピーブロードジャンプ・ファーマーズキャリーの3種目です。スレッドは割り当てられたレーンの中で動かし、隣のレーンに干渉できません。ランコースの追い越しについての文は確認できませんでした
- ランコースは、1kmあたり4分かそれより速いペースの人が内側のファストレーン、それ以外の人が外側のランニングレーンを走ります。クルーの誘導があるときは指示に従います
- 応援する人は、出場者に飲み物・補給食・装具を渡さないでください。受け取った出場者が2分のペナルティの対象になり、装具の受け渡しは失格になることもあります。ウォームアップエリアには入れません
- HYROXの行動規範は観客にも適用され、やじや、出場者・係員の邪魔になる行為を禁じています。違反すると、会場からの退去や今後の大会からの除外につながることがあります
- ダブルスは2人一緒に走ります。休んでいる側は立ったままでいて、スレッドやファーマーズキャリーなどでは動いている側の後ろにいます。リレーは、交代の直前に交代ゾーンへ入り、終えたらすぐ出ます
- 暴言や妨害はペナルティや失格の対象で、ごまかしや妨害は永久追放や法的措置につながることもあります。失格・出場禁止になった場合の参加費は返金されません
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