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HYROXのMajor(メジャー)とは? 大会の種類と26/27シーズンのエリートレース5戦の日程
HYROX(ハイロックス)の「Major(メジャー)」は、トップ選手だけが走るエリートレースの呼び名で、25/26シーズンはハンブルクなど4戦がMajorでした。26/27シーズンの公式のElite SeriesのページにMajorの語は無く、エリートレースは「Elite Series」の5戦(ハンブルク・ロンドン・バンコク・ラスベガス・リヨン)です。Majorの仕組みが終わったことは、海外メディアの報道によります。通常の大会・エリートレース・世界選手権の3種類の違い、Majorと呼ばれていた頃の仕組み、5戦の日程、ハンブルク・ロンドン・バンコクの開始時刻、一般の参加者に関係がある点を、公式サイトとルールブックで整理しました(2026年10月6日時点)。

HYROX(ハイロックス)の「Major(メジャー)」は、世界のトップ選手だけが走るエリートレースの呼び名です。25/26シーズンは、ハンブルク・メルボルン・フェニックス・ワルシャワの4戦がMajorでした。26/27シーズンの公式のElite SeriesのページにMajorの語は無く、エリートレースは「Elite Series」という名前で、ハンブルク・ロンドン・バンコク・ラスベガス・リヨンの5戦が組まれています。海外メディアは、HYROXがMajorの仕組みを終え、25/26シーズンのワルシャワが最後のMajorになったと報じています。
HYROXの大会は、出る人の側から見ると3種類に分かれます。チケットを買えば出られる通常の大会、招待された選手だけが走るエリートレース、出場枠を得た人が集まる世界選手権です。友達やパートナーと出る人が申し込むのは通常の大会で、日本の大阪・名古屋もこれにあたります。26/27シーズンのエリートレースに、日本の開催はありません。
この記事では、3種類の大会の違い、Majorと呼ばれていた頃の仕組み、26/27シーズンの5戦の日程、ハンブルク・ロンドン・バンコクの開始時刻、一般の参加者に関係がある点をまとめます。根拠は、HYROX公式サイトのElite Seriesのページとレース一覧、5戦の開催地の大会ページ、25/26と26/27の公式ルールブックです(2026年10月6日時点)。Majorの終了は公式の発表を確認できなかったため、海外メディアの報道として書いています。
HYROXの大会は通常の大会・エリートレース・世界選手権の3種類
大会の種類 | 出られる人 | 出る方法 | 26/27シーズンの開催 |
|---|---|---|---|
通常の大会 | 申し込んだ人 | チケットを買う | 世界各地。日本でこれから開かれるのは大阪(2027年1月21日〜25日)と名古屋(2027年4月16日〜18日) |
エリートレース(Elite Series) | ランキング1〜30位の選手とペア | HYROXからの招待を受ける | 5戦。日本の開催は無い |
世界選手権 | 通常の大会で出場枠を得た人と、エリートレース各戦の上位3位 | 通常の大会は年代の中の順位、エリートレースは上位3位で出場枠を得て、届いた招待を承諾する | 2027年6月10日〜13日・香港 |
通常の大会は、チケットを買えば出られる大会です。シングルス・ダブルス・リレーの形式と、オープンとプロの部門から選んで申し込みます。競技の形式は世界のどの会場でも同じで、1kmのランと1つの種目を8回繰り返します。参加者全員の公式タイムは、すべての大会・部門・年代をまたいで比べられるグローバルランキングに反映されます。大会によって違うのは日程や会場で、選び方は初めての大会の選び方にまとめています。
エリートレースは、通常の大会の会期の中に別枠で組まれるレースです。HYROX公式サイトはElite Seriesを、オープンやプロのレースの上に位置する招待制のシリーズと説明しています。ランキング1〜15位が走る「Elite 15」と、16〜30位が走る「Challenger 15」があります。
世界選手権は、シーズンの最後に開かれる大会です。26/27シーズンは香港で開かれます。香港大会の公式ページは、出場できるのは参加者の上位0.5%だと案内しています。この数字の計算方法は書かれていません。
HYROXは、ランキングのポイントが付くレースも3段階に分けています。通常の大会のプロ部門(プロレース)、エリートレース、世界選手権の順に格が上がります。26/27のルールブックのポイント表では、1位のポイントはプロレースが105点、エリートレースが110点、世界選手権が115点です。エリートレースの表の見出しは「MAJOR ELITE 15 RACE」のままで、Elite Seriesの名前にはなっていません。Challenger 15の1位は108点です。

Majorは25/26シーズンまでのエリートレースの呼び名
25/26シーズンの公式ルールブック(シングルス)は、Elite 15のシリーズを「4つのMajor」「3つのRegional Championship」と世界選手権で構成すると書いています。開催地は次の7つです。
種類 | 開催地 | 日程 |
|---|---|---|
Major | ハンブルク(ドイツ) | 2025年10月3日〜5日 |
Major | メルボルン(オーストラリア) | 2025年12月11日〜14日 |
Major | フェニックス(アメリカ) | 2026年1月29日〜2月1日 |
Major | ワルシャワ(ポーランド) | 2026年4月16日〜19日 |
Regional Championship(Americas) | ワシントンDC(アメリカ) | 2026年3月7日〜8日 |
Regional Championship(EMEA) | ロンドン(イギリス) | 2026年3月21日〜29日 |
Regional Championship(APAC) | ブリスベン(オーストラリア) | 2026年4月9日〜12日 |
日程は、シーズン前の発表を伝えたRox Lyfeの記事によるものです。公式ルールブックに書かれているのは開催地だけで、日付はありません。
Majorのエリートレースには、予選を通った女子15人・男子15人が出ました。出場者は、前のシーズンのElite 15の成績による自動出場と、プロ部門のタイム(過去365日の速い2つの平均)で決まりました。各Majorの上位3位が世界選手権のElite 15に進み、Majorの優勝者は残りのMajorにも自動で出場できました。
Regional Championshipは、Americas・APAC・EMEAの3地域に分かれた地域選手権です。日本はAPACの国に入っていました。Elite 15のレースで出場資格を争えたのはその地域の国籍を持つ選手だけで、各地域の1位(女子1人・男子1人)が世界選手権に進みました。25/26のルールブックによると、年代別の部門はオープンの重さで行われ、予選は要りませんでした。Rox Lyfeは、年代別の部門にも同じ国籍の決まりが適用されると伝えています。
Rox Lyfeによると、24/25シーズンのMajorはアムステルダム・香港・ラスベガス・グラスゴーの4戦でした。24/25と25/26のどちらの開催地にも、日本の都市は入っていません。
26/27シーズンはMajorがElite Seriesの5戦に替わった
Hybrid Fitness Mediaは2026年5月、HYROXがMajorの仕組みを終え、ワルシャワが最後のMajorになったと報じました。シリーズの名前は「HYROX Elite Series」になり、世界選手権の出場者を決める場としてのMajorとRegional Championshipは無くなったと伝えています。Regional Championshipが地域の大会として残るかどうかは、分かっていないとしています。
HYROXの発表そのものは確認できませんでした。26/27シーズンの公式のElite Seriesのページとレース一覧には、「Major」の語が出てきません。26/27のルールブック(シングルス)にも「Regional」の語は無く、「Major」はポイント表の見出しに「MAJOR ELITE 15 RACE」として1か所残っているだけです(2026年10月6日時点)。
2つのシーズンを並べると、次のようになります。25/26の列は、シングルスのルールブックの記載です。
項目 | 25/26シーズン | 26/27シーズン |
|---|---|---|
呼び名 | Major(4戦)とRegional Championship(3戦) | Elite Series(5戦) |
開催地 | ハンブルク・メルボルン・フェニックス・ワルシャワ/ワシントンDC・ロンドン・ブリスベン | ハンブルク・ロンドン・バンコク・ラスベガス・リヨン |
出場者の決め方 | 前のシーズンの成績による自動出場と、プロ部門のタイム | ランキングのポイントの順位による招待 |
1レースの出場者 | 女子15人・男子15人 | Elite 15(1〜15位)とChallenger 15(16〜30位) |
世界選手権に進む人 | Majorは各戦の上位3位、Regional Championshipは各戦の1位 | 各戦の上位3位 |
26/27シーズンは、出場者の決め方が、前のシーズンの成績による自動出場とプロ部門のタイムから、ランキングのポイントの順位による招待に替わりました。16〜30位の選手が走るChallenger 15も、このシーズンに新しくできた枠です。ポイントの付き方はElite 15の記事で説明しています。
26/27シーズンのエリートレース5戦の日程とハンブルク・ロンドン・バンコクの開始時刻

公式サイトのレース一覧に載っている5戦は、次のとおりです。
戦 | 開催地 | エリートレースの日 | 大会の会期 |
|---|---|---|---|
第1戦 | ハンブルク(ドイツ) | 2026年10月30日(金)・31日(土) | 2026年10月28日〜11月1日 |
第2戦 | ロンドン(イギリス) | 2026年12月3日(木)・4日(金) | 2026年12月2日〜6日 |
第3戦 | バンコク(タイ) | 2027年2月11日(木)・12日(金) | 2027年2月11日〜14日 |
第4戦 | ラスベガス(アメリカ) | 2027年3月12日(金)・13日(土) | 2027年3月12日〜14日 |
第5戦 | リヨン(フランス) | 2027年5月13日(木)・14日(金) | 2027年5月12日〜16日 |
大会の会期は、レース一覧からリンクされている各大会のページの日付です。5戦を終えたあと、2027年6月10日〜13日に香港で世界選手権が開かれます。
ハンブルク・ロンドン・バンコクは、1日目がシングルス、2日目がダブルスです。大会ページに載っている開始時刻(現地時間)は2日とも同じで、変更の可能性があると書かれています。
開催地 | Challenger 15 女子 | Challenger 15 男子 | Elite 15 |
|---|---|---|---|
ハンブルク | 14:00 | 16:00 | 女子18:30・男子20:00 |
ロンドン | 14:00 | 16:00 | 男子18:30・女子20:00 |
バンコク | 14:00 | 16:00 | 女子18:30・男子20:00 |
ラスベガスとリヨンは、大会ページにエリートレースの案内がまだ載っていません。開始時刻は確認できていません。
日本から近いのはバンコクです。会場はBITEC(バンコク国際貿易展示センター)です。バンコクの大会ページは、エリートレースを2月11日と12日に専用のホールで行うと案内していて、この2日間は大会の会期の最初の2日間にあたります。渡航と一般の部門の日程はバンコクのガイドにまとめています。
エリートレースが開かれる大会でも一般の部門は通常どおり行われる
エリートレースは、通常の大会の会期の中に組まれます。開催地の大会にも一般の部門があります。競技の形式(1kmのランと1つの種目を8回)は、どの大会でも同じです。
ハンブルクの会期は2026年10月28日から11月1日までの5日間で、エリートレースは3日目と4日目です。会場は2つのホールに分かれ、ホールB6で年代別のレース、ホールB5でエリートレースが行われます。ロンドンの会期は12月2日から6日までの5日間で、エリートレースは2日目と3日目です。
一般の部門に出る人は、同じ会場でトップ選手のレースを観られます。チケットの扱いは大会で違います。ハンブルクでは、金曜と土曜の出場者チケットでエリートレースのホールにも入れます。ロンドンでは、出場者チケットにも追加のチケットが必要です。
日本の大阪・名古屋ではエリートレースは行われません。大阪大会のチケット販売ページには、世界選手権の出場枠の対象になる年代が券種ごとに書かれています。大会の一覧は日本の大会のページで確認できます。
エリートレースに出られるのはランキング上位30位までの招待選手
エリートレースは、申し込んで出るレースではありません。Elite 15とChallenger 15の選手・ペアは、ランキングの順位に応じてHYROXから招待されます。世界選手権のElite 15も同じです。
ランキングは、直近365日の成績をポイントにして作られます。数えるのは、シングルスが上位5レース、ダブルスが上位3レースです。ポイントを得るには、レースに出る前にAthlete License(選手のライセンス)を申請しておく必要があります。
出場者は、各エリートレースの約21日前のランキングで決まります。1〜15位がElite 15に、16〜30位がChallenger 15に招待されます。公式サイトによると、2戦目からはElite 15の出場者が、上位14人と前のレースのChallenger 15の優勝者になります。
この点は、公式の資料どうしで書き方が違います。26/27のルールブックは、Challengerのレースは2戦目からと書いています。公式サイトのレース一覧とハンブルクの大会ページには、開幕戦にもChallenger 15が載っています(2026年10月6日時点)。上位14人にChallenger 15の優勝者を加える組み方は、ルールブックの中でも書き方が分かれています。シリーズの構成の項は3戦目からと書き、Elite 15の出場資格の項は2〜5戦目で上位14人を招待すると書いています。どれが新しい内容かは確認できていません。
ダブルスは、2人が同じ国籍であることがポイントを得て出場する条件です。ミックスダブルスには、Elite 15もChallenger 15もありません。
年代別の優勝者は、賞金の対象になりません。賞金が出るレースと金額は賞金の記事にまとめています。
一般の参加者が世界選手権に進むには通常の大会で出場枠を得る
エリートレースに出ない人にも、世界選手権に出る道があります。26/27のルールブックによると、通常の大会の部門(レースクラス)ごとに世界選手権の出場枠が1つあり、年代の中の順位で決まります。対象になった人にはメールで知らせが届き、48時間以内に招待に応じます。辞退すると、次の順位の人に回ります。
どの部門・年代に枠が出るかは、大会の券種ごとに決まっています。大阪大会(2027年1月)のチケット販売ページの記載は次のとおりです。
部門 | 出場枠の対象になる年代 |
|---|---|
シングルス・ダブルスの男子と女子(オープン) | 60歳以上の年代だけ |
シングルス・ダブルスの男子と女子(プロ) | 60歳以上を除く全年代 |
ミックスダブルス | 全年代 |
リレー | 券種の説明からは読み取れなかった |
香港の世界選手権に出るには、2027年5月16日の大会週末までに出場資格を得る必要があります。招待を受けてからの手続きは世界選手権への道の記事、26/27シーズン全体の流れはシーズンの記事で確認できます。
Elite 15の選手が世界選手権に進む道は別にあります。エリートレース5戦それぞれの上位3位が世界選手権に出場し、世界選手権にChallenger 15のレースはありません。
エリートレースを会場で観るときのチケットは大会ごとに違う
確認できた3大会で、扱いが分かれています。
- ハンブルク:金曜と土曜は、その日の観戦チケットか出場者チケットで両方のホールに入れます
- ロンドン:木曜と金曜のエリートレースを観るには、その日の通常の観戦チケット(または出場者チケット)に「Elite Series Races」のアドオンを足す必要があります
- バンコク:その日の観戦チケットで、年代別のレースのホールとエリートレースのホールの両方に入れます。エリートレースだけの観戦チケットはありません。エリートレースのホールは先着順で、満員になると入れません
ラスベガスとリヨンの観戦チケットの扱いは、確認できていません。観に行く場合は、チケットを買う前に各大会のページで条件を確かめてください。
香港の世界選手権の大会ページは、年代別のレースとエリートのレースが別のホールで行われ、観戦チケットが別になる可能性があると書いています。
KEY TAKEAWAYS
- HYROXの大会は、チケットを買えば出られる通常の大会、招待制のエリートレース、出場枠を得た人が出る世界選手権の3種類です。日本の大阪・名古屋は通常の大会です
- Majorは25/26シーズンまでのエリートレースの呼び名で、25/26はハンブルク・メルボルン・フェニックス・ワルシャワの4戦でした。26/27シーズンは「Elite Series」の5戦に替わったと報じられています
- 26/27シーズンのエリートレースは、ハンブルク(2026年10月30日・31日)、ロンドン(12月3日・4日)、バンコク(2027年2月11日・12日)、ラスベガス(3月12日・13日)、リヨン(5月13日・14日)です。日本の開催は無く、アジアはバンコクです
- エリートレースに出るのは、ランキング1〜15位(Elite 15)と16〜30位(Challenger 15)の招待選手です。開催地の大会でも、一般の部門は通常どおり行われます
- 一般の参加者が世界選手権に進むには、通常の大会の部門ごとに1つある出場枠を得ます。対象になる年代は大会の券種で違い、香港の世界選手権の期限は2027年5月16日の大会週末です
- エリートレースの観戦は、ハンブルクとバンコクではその日の観戦チケットで観られ、ロンドンでは追加のアドオンが必要です
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