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HYROX用ケトルベルの重さの選び方|16kg・24kg・32kgを2個そろえる値段
HYROX(ハイロックス)の練習用にケトルベルを買うなら、重さは出る部門で決まり、同じ重さを2個そろえます。女子は16kg、男子・女子プロ・ミックスダブルスは24kg、男子プロは32kgです。国内の2シリーズ(KDBシリーズ・IVANKO)の価格と送料を2026年10月9日時点で確かめ、2個の総額、ダブルスで買う個数、HYROX以外の目的で選ぶときの重さの目安をまとめました。

HYROX(ハイロックス)の練習用にケトルベルを買うなら、重さは出る部門で決まり、同じ重さを2個そろえます。女子は16kg、男子・女子プロ・ミックスダブルスは24kg、男子プロは32kgです。ケトルベルを使うファーマーズキャリーは、両手に1個ずつ持って200m運ぶ種目なので、1個では本番と同じ形の練習になりません。
国内の2つのシリーズで価格と送料を確かめました(2026年10月9日時点)。2個そろえる総額は、本州・四国・九州に届ける場合、マーシャルワールドジャパンのKDBシリーズが16kgで21,560円、24kgで29,260円、32kgで34,760円です(同店の送料表から計算した送料1,760円を含みます。請求される額は注文の画面で確かめてください)。フィットネスショップが販売するIVANKO(イヴァンコ)は、16kgで22,000円、24kgで33,000円、32kgで44,000円でした。
重さはHYROX公式のルールブック(2026/27シーズン)、価格と送料は2社の販売ページの記載です。HYROX以外の目的でケトルベルを始める場合は、目安が変わります。指導者の認定資格を運営するStrongFirst(ストロングファースト)は、平均的な筋力の女性に8kg・12kg・16kg、平均的な筋力の男性に16kg・24kgを案内しています。ウォールボールやサンドバッグを含めた器具全体はHYROXの自宅トレーニング器具の選び方にまとめています。
部門ごとのケトルベルの重さと個数
ファーマーズキャリーは8種目のうち6番目の種目です。ケトルベルの重さは部門ごとに決まっています。下の表の部門は、どれも同じ重さを2個使い、距離は200mです(アダプティブ部門は個数と距離が違うクラスがあり、表のあとで触れます)。
出る部門 | 1個の重さ | 個数 | 本番の色 |
|---|---|---|---|
女子(シングルス・ダブルス・リレー) | 16kg | 2個 | 白 |
男子(シングルス・ダブルス・リレー) | 24kg | 2個 | グレー |
女子プロ(シングルス・ダブルス) | 24kg | 2個 | グレー |
ミックスダブルス | 24kg(2人とも) | 2個 | グレー |
男子プロ(シングルス・ダブルス) | 32kg | 2個 | 黒 |
ルールブックは、自分の部門に合った重さのケトルベルを選ぶのは選手本人の責任だとしています。間違った重さで運んだ場合は、正しい重さで種目全体をやり直す必要があり、やり直さなければ失格です。本番のケトルベルは重さごとに色が決まっていて、16kgは白、24kgはグレー、32kgは黒です。
女性は、出る部門によって重さが変わります。女子の部門なら16kgですが、女子プロとミックスダブルスは24kgです。パートナーとミックスダブルスに出る予定がある女性は、16kgではなく24kgを選びます。オープンとプロの重さの違いはHYROXのオープンとプロの違いに、全種目の重さはHYROXの重量一覧にまとめています。
リレーのルールブックの重量表は女子と男子の2列だけで、ミックスリレーの列はありません。2026年8月の千葉大会のイベントガイドは、ミックスリレーでは女性は女性用の重さ、男性は男性用の重さを使うと案内していました。アダプティブ部門は、クラスによって12kg・16kg・24kgを1個または2個使い、距離が100mのクラスもあります。重さ・個数・距離は、クラスごとに別に決まっています。
ダブルスで出る場合も買うのは2個
ダブルスでも、運ぶ人は移動している間、2個のケトルベルを両方とも持ちます。2人が1個ずつ持つ種目ではありません。2人は自分たちで決めた距離で交代しながら進み、交代のときはケトルベルを横か後ろへ受け渡します(前方への受け渡しは禁止です)。交代の決まりはHYROXのダブルスのルールにまとめています。
このため、ペアで練習する場合も、同じ部門に出るなら買うのは2個です。ミックスダブルスは2人とも24kgなので、24kgを2個用意すれば2人で交代しながら使えます。ペアで練習していても、本番はそれぞれ別の重さの部門に出る場合(女子のシングルスと男子のシングルスなど)は、16kgを2個と24kgを2個の計4個が要ります。

一般的なケトルベルの重さの選び方とHYROXの重さの違い
HYROXに出る予定が無く、ケトルベルのトレーニングを始めるために重さを選ぶ場合は、目安が変わります。指導者の認定資格を運営し、自社のケトルベルも販売しているStrongFirstは、始めるときにそろえる重さを次のように案内しています。
対象 | 始めるときにそろえる重さ |
|---|---|
平均的な筋力の女性 | 8kg・12kg・16kg |
筋力のある女性 | 12kg・16kg・20kg |
平均的な筋力の男性 | 16kg・24kg |
筋力のある男性 | 24kg・32kg |
同社が「筋力のある人」としているのは、正しいフォームの腕立て伏せが楽にできる女性と、ベンチプレスで100kgを超える重さを挙げられる男性です。それより力のある人でも、表の重さを超えて始めないよう書いています。理由として、ケトルベルは表示の重さよりずっと重く感じることを挙げています。
HYROXの重さとの違いは2つあります。
1つ目は個数です。StrongFirstは「同じ重さのケトルベルが2個要るか」という問いに「いいえ」と答えていて、2個を同時に使う種目は数年先に考えればよいとしています。HYROXのファーマーズキャリーは両手に1個ずつ持つので、最初から同じ重さが2個要ります。
2つ目は重さの意味です。この表はケトルベルのトレーニングを始めるときにそろえる重さの案内で、ファーマーズキャリーで運ぶ重さを示したものではありません。HYROXの女子の16kgは、平均的な筋力の女性の欄では一番重い重さです。女子プロとミックスダブルスで女性が持つ24kgは、表の女性の欄には出てきません。
ケトルベルは伝統的に、プードというロシアの古い単位で数えられてきました。1プードは16kgです。HYROXの16kg・24kg・32kgは、1プード・1.5プード・2プードにあたります。
本番より軽い重さから始める場合の目安
HYROXの情報サイトHyrox Vaultは、自宅トレーニングの記事で、ダンベルやケトルベルの重さについて「24〜32m歩くあいだに握力がきつくなる重さなら適切」と書いています。自宅で練習する人に向けた目安で、この距離をどう決めたかは書かれていません。本番の距離は200mです。
軽い重さを先に買い、あとで本番の重さを買い足すと、ケトルベルは計4個になります。16kg・24kg・32kg以外の重さの価格は、後半の表に載せています。
国内で価格を確かめた2シリーズの重さの展開と仕様
販売ページで重さごとの価格を確かめられたのは、次の2シリーズです(2026年10月9日確認)。ほかのメーカーの製品は、販売ページで価格を確かめられなかったため、この記事では扱いません。
項目 | ケトルベル KDBシリーズ | IVANKO IV-KDB ケトルベル |
|---|---|---|
販売元 | マーシャルワールドジャパン | フィットネスショップ(販売店) |
重さの展開 | 4・8・12・16・20・24・32・40kg | 4・8・12・16・20・24・28・32・40・48kg |
HYROXの重さ | 16kg・24kg・32kgがすべてある | 16kg・24kg・32kgがすべてある |
売り方 | 1個ずつ | 1個ずつ |
持ち手の太さ | 記載なし | 重さによって32〜39mm |
どちらのシリーズも、HYROXの3つの重さがすべてそろいます。違いは、IVANKOに28kgと48kgがあることと、仕様の記載の量です。
KDBシリーズの16kg・24kg・32kgの商品ページには、持ち手の太さ・本体の寸法・素材の記載がありません。
IVANKOの販売ページは、持ち手(グリップ)の太さが重さによって32〜39mmで、使いこなすには強い握力が要ると説明しています。どの重さが何mmかは書かれていません。重心と持ち手の間隔が広め(55mm)でバランスを取りにくいこと、持ち手が抜けにくい設計であること、表面が滑りすぎず粗すぎない加工であることも挙げています。いずれも、編集部が使って確かめた内容ではありません。
本番で使われるケトルベルの持ち手の太さや寸法は、ルールブックに記載が見つかりませんでした。ルールブックで確かめられたのは重さと色です。市販のケトルベルが本番のものと同じ太さ・形かどうかは、確かめられていません。
ケトルベル2個の値段と送料込みの総額

2個そろえたときの価格・送料・総額は次のとおりです(本州・四国・九州に届ける場合・2026年10月9日時点)。KDBシリーズの送料は、同店の送料表から計算した額です(数え方は下の節に書いています)。
重さ | シリーズ | 1個の価格 | 2個の価格 | 2個の送料 | 総額 |
|---|---|---|---|---|---|
16kg | KDBシリーズ | 9,900円 | 19,800円 | 1,760円 | 21,560円 |
16kg | IVANKO | 11,000円 | 22,000円 | 0円 | 22,000円 |
24kg | KDBシリーズ | 13,750円 | 27,500円 | 1,760円 | 29,260円 |
24kg | IVANKO | 16,500円 | 33,000円 | 0円 | 33,000円 |
32kg | KDBシリーズ | 16,500円 | 33,000円 | 1,760円 | 34,760円 |
32kg | IVANKO | 22,000円 | 44,000円 | 0円 | 44,000円 |
総額はどの重さもKDBシリーズのほうが低く、差は16kgで440円、24kgで3,740円、32kgで9,240円です。16kgは送料を入れるとほぼ同じ額で、重くなるほど差が大きくなります。
KDBシリーズの価格は税込と明記されています。IVANKOの価格はフィットネスショップの表示額で、ケトルベルの価格欄には税込・税別の表記がありません。同じページに載っているほかの商品は税込と表示され、同店のショッピングガイドも送料無料の条件を税込の金額で書いているため、税込とみられます。IVANKOの価格はメーカーの直販ではなく、販売店の価格です。
KDBシリーズの送料は2個で1,760円
マーシャルワールドジャパンの商品ページは、ケトルベルを基本送料で配送するとしています。16kgのページには「1個ごと、同梱不可」、24kgと32kgのページには「他商品との同梱不可」と書かれています。
商品ページには「体積重量換算」という点数が付いていて、16kg・24kg・32kgはどれも1個240ptです。同店のショッピングガイドは、この点数の範囲ごとに送料を示しています。東京都と福岡県を選んだときの表示では、241pt未満が1個口で880円、241pt以上481pt未満が2個口で1,760円でした。2個で480ptと数えると、送料は2個口の1,760円にあたります。16kgのページの「1個ごと」という記載とも合います。同じ商品を2個買ったときに点数を合算するかどうかは、販売ページに書かれていません。1個ごとに1個口と数えても、880円の2個分で同じ1,760円です。
北海道と沖縄県は1個口が1,650円、2個口が3,300円です。この場合の総額は16kgが23,100円、24kgが30,800円、32kgが36,300円になります。離島は別に中継料金がかかります。実際に請求される送料は、注文の画面で確かめてください。
フィットネスショップは商品代金5,000円以上で送料無料
フィットネスショップの送料は全国一律800円で、商品代金の合計が5,000円(税込)以上なら無料です。IVANKOの16kg・24kg・32kgは、1個でも5,000円を超えます。同店は、商品によっては特別送料を設定していて、その場合は商品ページで案内するとしています。IVANKOのケトルベルのページに、その案内はありませんでした。
沖縄と離島は、別に送料がかかる場合があります。注文の時点では表示されず、注文後に送料を含めた合計金額が示されます。
北海道に届ける場合、16kgはIVANKO(22,000円)のほうがKDBシリーズ(23,100円)より1,100円低くなります。24kgと32kgは、北海道でもKDBシリーズのほうが低い額です(差は24kgで2,200円、32kgで7,700円)。
16kg・24kg・32kg以外の重さの値段
本番より軽い重さから始めたい人や、HYROX以外の目的で選ぶ人のために、すべての重さの1個の価格を並べます(2026年10月9日時点・送料は別)。
重さ | KDBシリーズ | IVANKO |
|---|---|---|
4kg | 3,300円 | 3,300円 |
8kg | 5,830円 | 6,050円 |
12kg | 8,800円 | 8,800円 |
16kg | 9,900円 | 11,000円 |
20kg | 12,100円 | 14,300円 |
24kg | 13,750円 | 16,500円 |
28kg | 展開なし | 19,800円 |
32kg | 16,500円 | 22,000円 |
40kg | 18,700円 | 27,500円 |
48kg | 展開なし | 33,000円(入荷待ち) |
2シリーズの両方にある重さのうち、4kgと12kgは同じ価格で、ほかはKDBシリーズのほうが低い表示です。KDBシリーズは、1個を本州・四国・九州に届ける場合の送料が880円です。フィットネスショップは、4kg(3,300円)を1個だけ買うと5,000円に届かないため、送料800円がかかります。
買う前に確認すること
表示が1個の価格か2個の価格か
確かめた2シリーズは、どちらも1個ずつの販売です。表示されている価格は1個分なので、ファーマーズキャリーの練習用には数量を2にして注文します。ほかの店で買う場合も、表示が1個の価格か2個セットの価格かを商品ページで確かめてください。
在庫と発送の時期
IVANKOの商品名には、2026年10月9日時点で「入荷まち」と付いていました。商品ページの説明で入荷待ちとされているのは48kgで、16kg・24kg・32kgが入荷待ちだという記載はありません。在庫は時点で変わります。大会までの日数が少ない場合は、注文の前に販売店へ発送の時期を確かめてください。
床と歩く場所
フィットネスショップは、IVANKOのケトルベルを室内で使う場合は、床を保護するマットを併せて使うよう勧めています。本番では、休むためにケトルベルを地面に置くことが認められています。練習でも途中で置くことがあるので、16〜32kgのケトルベルを2個置いてもよい床かどうかを、買う前に確かめてください。
持って歩ける場所があるかも確かめます。本番の距離は200mです。会場によっては周回して200mを運ぶ形になり、2026年8月の千葉大会のイベントガイドは、1周100mのコースを2周すると案内していました。
ケトルベルを買わずに練習する方法
ケトルベルを買う前に、ジムのダンベルで代える方法もあります。Hyrox Vaultは自宅トレーニングの記事で、ファーマーズキャリーの練習にはダンベルかケトルベルがあれば理想的だとしています。
ケトルベルは、重心と持ち手の位置が離れていて、バランスを取りにくいのが特長です(IVANKOの販売ページの説明)。本番で使うのはケトルベルですが、同じ重さを持って歩く練習だけなら、ダンベルでも代えられます。
ダンベルや買い物袋を使う練習はファーマーズキャリーの代用トレーニングに、ケトルベルの設備を確認できたジムはファーマーズキャリーのページにまとめています。ほかの器具を買う場合の重さと値段は、HYROXのウォールボールは何kgを買う?とスレッド(ソリ)の値段に載せています。
KEY TAKEAWAYS
- ケトルベルの重さは出る部門で決まり、同じ重さを2個そろえます。女子は16kg、男子・女子プロ・ミックスダブルスは24kg、男子プロは32kgです(2026/27シーズン)
- ダブルスでも運ぶ人が2個とも持つので、ペアで練習する場合も、同じ部門なら買うのは2個です。ミックスダブルスは2人とも24kgです
- 2個の送料込みの総額(本州・四国・九州・2026年10月9日時点)は、KDBシリーズが16kgで21,560円、24kgで29,260円、32kgで34,760円、IVANKO(フィットネスショップ)が22,000円、33,000円、44,000円でした
- KDBシリーズの送料は、同店の送料表から計算すると2個で1,760円(北海道・沖縄県は3,300円)です。請求される額は注文の画面で確かめてください。フィットネスショップは商品代金5,000円以上で無料です。北海道に届ける16kgは、IVANKOのほうが1,100円低くなります
- HYROX以外の目的で始める場合、StrongFirstは平均的な筋力の女性に8kg・12kg・16kg、平均的な筋力の男性に16kg・24kgを案内していて、同じ重さを2個そろえる必要はないとしています
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