トレーニング · 5 MIN READ
HYROXの完走タイムの目安(初出場・日本3大会の実データから)
HYROX(ハイロックス)に初めて出場する場合、完走までどれくらいかかるのか。横浜2025・大阪2026・千葉2026の公式結果(results.hyrox.com)を編集部が集計し、部門ごとに完走者を並べたときの「上位25%・真ん中・下位25%」の位置のタイムを整理しました。算出しているのは算術平均ではなく、実際の完走者を並べたときの真ん中の人のタイム(中央値)です。

HYROX(ハイロックス)に初めて出場する場合、完走にかかる時間の目安は部門によって大きく変わります。日本で開催された3大会(横浜2025・大阪2026・千葉2026)の公式結果を編集部が集計すると、完走者を並べたときの真ん中あたりの人のタイムは、オープン(シングルス)男子がおおむね1時間34分前後、オープン女子が1時間38〜40分、ダブルス男子が1時間21〜23分、ダブルス女子が1時間31〜33分、ダブルス ミックスが1時間26〜30分でした。この記事では、この3大会の公式結果(results.hyrox.com)から、部門ごとに完走者の「上位25%の位置」「真ん中の位置」「下位25%の位置」のタイムを整理します。「hyrox 平均タイム」という言葉で調べる人もいますが、ここで示すのは算術平均ではなく、実際の完走者を速い順に並べたときの真ん中の人のタイム(中央値)と、その前後の幅です。完走率は今回の集計の対象外のため扱いません。2026年9月27日時点の集計。
部門によって完走タイムの目安は大きく違う
同じHYROXでも、オープンとプロ、シングルスとダブルスでは完走にかかる時間がまったく違います。この記事が扱うのはプロを除いたオープン部門で、シングルス(男女それぞれ1人)とダブルス(男子・女子・ミックスの2人1組)を対象にしました。
同じ部門なら、大会が変わっても近い水準
3大会それぞれで「真ん中の人」のタイムを部門別に並べると、次のようになります。

同じ部門であれば、3大会の真ん中のタイムはおおむね近い水準に収まっています。唯一、ダブルス ミックスだけは、千葉2026の真ん中の位置(1時間30分11秒)が、横浜2025(1時間25分40秒)・大阪2026(1時間25分36秒)より長いです。千葉2026はダブルス ミックスの完走者数が1,134組と、横浜(255組)・大阪(618組)より大幅に多く、参加者数そのものが日本で最も多い大会になっています。ただし、後述のとおりオープン男子やダブルス男女では、完走者数が最も多い千葉2026の中央値がむしろ横浜・大阪と同等かそれより速く、完走者数の多さだけでこの差を説明することはできません。原因はこの記事のデータからは特定できません。
オープン(シングルス)の完走タイムの幅
男女それぞれ、3大会の完走者数と、上位25%・真ん中・下位25%の位置のタイムは次のとおり。
大会 | 完走者数 | 上位25%の位置 | 真ん中の位置 | 下位25%の位置 |
|---|---|---|---|---|
横浜2025(男子) | 718人 | 1:24:10 | 1:35:00 | 1:49:46 |
大阪2026(男子) | 1,631人 | 1:21:47 | 1:33:32 | 1:46:22 |
千葉2026(男子) | 1,995人 | 1:23:46 | 1:34:14 | 1:49:17 |
横浜2025(女子) | 304人 | 1:27:00 | 1:38:08 | 1:50:01 |
大阪2026(女子) | 619人 | 1:29:18 | 1:40:08 | 1:54:36 |
千葉2026(女子) | 799人 | 1:27:06 | 1:38:54 | 1:51:28 |
上位25%の位置とは「完走者をタイムが速い順に並べたとき、上から25%のところに来る人」のタイムを指します。下位25%の位置は、同じく遅い方から25%のところに来る人(=速い方から数えて75%のところに来る人)のタイムです。時間はいずれも「時:分:秒」表記(例: 1:35:00=1時間35分00秒)。
上位25%と下位25%の間の幅は、男子が24〜26分ほど、女子が23〜25分ほどあります。運動習慣はあってもHYROXは初めてという初心者の場合、この幅のどこに入るかは走力とペース配分次第で変わります。
ダブルスの完走タイムの幅
ダブルスは2人で8種目を分担するため、同じ人数のオープン男女シングルスより真ん中のタイムが短いです。男子・女子・ミックスそれぞれの3大会の数字は次のとおり。
大会 | 完走組数 | 上位25%の位置 | 真ん中の位置 | 下位25%の位置 |
|---|---|---|---|---|
横浜2025(男子) | 277組 | 1:14:18 | 1:22:00 | 1:32:09 |
大阪2026(男子) | 750組 | 1:14:28 | 1:22:42 | 1:31:54 |
千葉2026(男子) | 1,252組 | 1:13:56 | 1:21:09 | 1:30:05 |
横浜2025(女子) | 176組 | 1:23:37 | 1:32:35 | 1:41:15 |
大阪2026(女子) | 310組 | 1:24:02 | 1:32:25 | 1:41:38 |
千葉2026(女子) | 680組 | 1:22:53 | 1:30:43 | 1:39:51 |
横浜2025(ミックス) | 255組 | 1:17:32 | 1:25:40 | 1:38:58 |
大阪2026(ミックス) | 618組 | 1:16:51 | 1:25:36 | 1:36:34 |
千葉2026(ミックス) | 1,134組 | 1:19:40 | 1:30:11 | 1:41:50 |
日本最大規模で完走組数も最も多い千葉2026を例に、部門ごとの幅を図にすると次のようになります。

この記事の数字はHYROX公式結果を編集部が集計したもの
この記事の数字は、HYROX公式結果(results.hyrox.com、2026年9月27日確認)をもとに編集部が集計したもの。千葉2026のオープン・ダブルスは、大会が複数日にまたがって開催されたため、日別の結果ページを統合して集計しています。この数字は、公式サイトの結果ページを編集部がAIツールを使ってブラウザで閲覧し、集計したものです。全件を人の手で照合した数字ではありません。公式結果は大会後に修正されることがあり、この記事の数字は確認時点のものです。
以下の点にも注意してください。
- 完走率・出走者数・途中棄権の人数は今回の集計の対象外のため、この記事では扱っていません(完走者数のみ)
- 部門をまたいだ比較はしていません。オープン男子の数字をダブルスやミックスに当てはめることはできません
- 選手個人の氏名・順位は記録・掲載していません。順位の位置とタイムのみを集計しています
- 自分の結果を調べる方法は結果ページの読み方にまとめています
大会ごとの詳しい結果は横浜2025・大阪2026・千葉2026の記事、ダブルスとリレーはHYROXのダブルスとリレーのタイム、プロ部門はHYROXのプロ部門のタイムにまとめています。
KEY TAKEAWAYS
- 3大会(横浜2025・大阪2026・千葉2026)の公式結果を集計すると、真ん中の人のタイムはオープン男子が1時間34分前後、オープン女子が1時間38〜40分、ダブルス男子が1時間21〜23分、ダブルス女子が1時間31〜33分、ダブルス ミックスが1時間26〜30分でした
- 同じ部門であれば3大会の真ん中のタイムは近い水準。例外はダブルス ミックスで、完走組数が最も多い千葉2026(1時間30分11秒)が横浜・大阪(ともに1時間25分台)より長いです(他の部門ではむしろ逆で、原因は特定できません)
- 上位25%と下位25%の位置の幅は、オープンで23〜26分、ダブルスで16〜22分ほど。部門によって差があります
- ここで示しているのは算術平均ではなく中央値(真ん中の人のタイム)。完走率は今回の集計の対象外のため扱っていません
- 数字は編集部がHYROX公式結果を集計したもので、公式結果は大会後に修正されることがあります
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