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HYROX遠征の持ち物チェックリスト|飛行機・新幹線で行くときの荷物の決まり
HYROX(ハイロックス)の遠征では、当日の会場で使う物に、移動中の決まりと宿泊のぶんを足して荷造りします。飛行機ではモバイルバッテリーは預けられず、2026年4月24日からは機内に持ち込めるのが2個までになりました。冷却スプレーは1本0.5L以下なら持ち込めますが、国際線では液体やジェルを100ミリリットル以下の容器に入れて袋にまとめます。新幹線は3辺の合計160cm以下なら予約なしで持ち込めます。友達やパートナーと行くときに1人ずつ用意する物もまとめました。

HYROX(ハイロックス)の大会に飛行機や新幹線で遠征するときは、当日の会場で使う物に、移動中の決まりと宿泊のぶんを足して荷造りします。飛行機では、モバイルバッテリーは預けられず機内に持ち込むだけで、2026年4月24日からは2個までになりました。冷却スプレーやテーピングスプレーは1本0.5L以下なら機内に持ち込めますが、国際線では液体やジェルを100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットル以下の袋1つにまとめる決まりがあります。新幹線は、3辺の合計が160cm以下の荷物なら予約なしで持ち込めます。
この記事では、遠征の持ち物を「会場で預けるバッグ」「移動中に手元に置くバッグ」「宿に置く荷物」の3つに分け、それぞれに移動と宿泊の決まりを足したチェックリストにまとめます。友達やパートナーと一緒に行くときに、1人ずつ用意しなければならない物も整理しました。
根拠にしたのは、HYROXの公式ルールブック(2026/27シーズン)、HYROX Japanの大会ページと千葉大会(2026年8月)のイベントガイド、国土交通省が公開している機内持ち込みと預け入れに制限がある品目の代表例(2026年4月24日更新)、ANAとJR東海の案内です。航空会社と鉄道の決まりは2026年10月2日時点で確かめたものです。
遠征の持ち物は3つのバッグに分けて考える
遠征では、会場に持って行く荷物と、移動や宿泊のための荷物を分けておくと、当日に手荷物を預けるときに迷いません。
千葉大会のイベントガイドでは、手荷物預け(バッグドロップ)を使えるのは出場するアスリートだけで、1人1個まででした。手回り品はすべてバッグの中に入れる決まりで、バッグに入っていない物は預けられません。預けられるのはスタート予定時刻の1時間前からで、レース終了後1時間以内に引き取ります。ルールブックも、更衣室と鍵のかかる荷物預けを会場に用意するとしたうえで、紛失や盗難について主催者は責任を負わないとしています。
イベントガイドには、預けるバッグの大きさやスーツケースを預けられるかどうかは書かれていません。会場へは当日使う物だけを1つのバッグにまとめて行き、スーツケースなど大きな荷物は宿に置いておくと、預けるときに困りません。出場した日に宿を出てそのまま帰る予定で、大きな荷物を会場に持ち込むことになる人は、事前にHYROX Japanに問い合わせておくと安心です。
持ち物 | 入れておく場所 | 遠征で気をつけること |
|---|---|---|
写真付きの公的な身分証とチケット | 移動中は手元、当日は会場 | 受付は本人だけ。千葉大会では運転免許証かマイナンバーカード |
事前受付で受け取ったタイミングチップ・アンクルストラップ・リストバンド | 宿、当日は会場 | 事前受付をした人は当日に必ず持って行く |
シューズ・レース用のウェア・靴下 | 移動中は手元 | 飛行機では、シューズなどレースに欠かせない物を機内持ち込みにするよう勧める記事が3件ある |
補給用のジェル | 移動中は手元、当日は会場 | 国際線の機内では100ミリリットル以下の容器を袋に入れる。レース中に使えるのはスタート時に身につけていた物だけ |
モバイルバッテリー | 移動中は手元 | 飛行機では預けられない。機内に持ち込めるのは2個まで |
冷却スプレー・テーピングスプレー | 宿か、移動中は手元 | 1本0.5L以下、1人の合計2L以下。国際線の機内では100ミリリットル以下 |
乾いた着替え・サンダル・上着・タオル | 当日は会場で預ける | レースが終わったらすぐ着替えられるように |
前日と帰りの服・普段の身の回り品 | 宿 | 飛行機では預け入れの荷物に回してよい |
会場には身分証とチケット、受付で受け取った物を必ず持って行く
ルールブックは、受付で政府が発行した写真付きの身分証明書と、登録の確認を見せるよう定めています。千葉大会のイベントガイドでは、運転免許証またはマイナンバーカードとチケットを受付で提示し、受付はアスリート本人が行う決まりで、チームメイトが代わりに受付することはできませんでした。2027年1月21日〜25日に開かれる大阪大会の公式ページも、本人確認の書類が必要で代理の受付はできないとしています。チケットに登録する情報は公的な身分証の記載どおりに入力する必要があり、誤りや不足のあるチケットは当日に使えない場合があります。遠征に出る前に、チケットの登録内容と身分証の記載が合っているかを見ておきます。
千葉大会では、一部の部門でレース当日より前に受付を済ませられる事前受付が用意されました。受付の時間はカテゴリーごとに指定され、イベントガイドからリンクした大会ページで案内されていました。事前受付をした人は、受け取ったタイミングチップ・アンクルストラップ・リストバンドを当日に必ず持って行きます。事前受付のあと宿に戻る遠征では、宿に置いたままにしないよう、受け取ったその日のうちに会場へ持って行くバッグに入れておきます。
会場への到着は、スタート時刻の2時間前までが勧められていました。イベントガイドは、結果を確かめるときに備えて、受け取ったチップの番号とBIBナンバーを撮影しておくことも勧めています。
レース中の補給は、水やエナジージェルをスタートの時点で自分が身につけている場合に限って持てる決まりです。会場で預けるバッグに入れたままスタートに向かうと、レース中には取り出せません。イヤホンや時計など、レース中に使える物と使えない物はHYROXの持ち込みルールに、当日の流れは大会当日の流れと持ち物にまとめています。
飛行機で行くときのモバイルバッテリー・スプレー・液体の決まり

国土交通省の基準では、モバイルバッテリーは預け入れの荷物に入れることが禁止されていて、必ず機内に持ち込みます。2026年4月24日からは、機内に持ち込めるモバイルバッテリーが2個まで(160Wh以下に限る)になり、160Whを超えるものは持ち込めません。機内では座席の上の収納棚に入れずに手元に置き、モバイルバッテリーへの充電と、モバイルバッテリーからスマートフォンなどへの充電もしない決まりです。端子に絶縁テープを貼る、ケースに入れるなどしてショートを防ぐことも求められています。
海外の記事のうち2件は、大会当日の持ち物に携帯電話の充電器を挙げています。Hyrox Vaultは、観戦の時間が長い日はスタート前に電池が減ることがあるとしています。持って行くなら、預けるスーツケースではなく、手元のバッグに入れます。
冷却スプレーや制汗スプレーは、国土交通省の代表例では「化粧品類」に入ります。コールドスプレーやテーピングスプレー、テーピングをはがすためのスプレー、消炎鎮痛剤のスプレー、冷却パックは「医薬品類」です。どちらの区分も機内持ち込みと預け入れの両方ができ、1つの容器は0.5Lまたは0.5kg以下、1人あたりは化粧品類・医薬品類・スプレー缶を合わせて2Lまたは2kg以下までです。ガスが入ったスプレーは、中身が漏れないよう噴射口をキャップなどで保護しておきます。航空会社が独自の規則でもっと厳しく制限している場合もあるので、利用する航空会社の案内も確かめてください。
国際線では、これに液体物の制限が加わります。ANAの案内によると、国際線の機内に持ち込む液体物・ジェル・エアゾール類は、1つずつ100ミリリットル以下の容器に入れ、容量1リットル以下で縦横の辺の合計が40cm以内の、透明で口を閉じ直せるプラスチックの袋にまとめます。袋は1人1つで、自分で用意します。100ミリリットルより大きい容器は、中身が少なくても持ち込めないので、預け入れの荷物に入れます。国土交通省の代表例も、化粧品類と医薬品類のスプレーを液体物の制限の対象としているので、国際線では冷却スプレーも100ミリリットル以下の物を袋に入れることになります。補給用のジェルやドリンクも同じ扱いです。
この液体物の制限は、日本では出発する国際線だけが対象で、国内線にはありません。アジアの大会に出る場合、韓国・台湾・香港・シンガポールは日本と同じく国際線だけが対象ですが、タイと中国大陸は国内線も対象です。帰りの便も、その国を出発する便の決まりで荷造りします。アジアの各大会はアジアで出られるHYROX大会の比較にまとめています。
国内線で機内に持ち込める荷物の大きさは、航空会社ごとに決まっています。ANAの国内線では、機内持ち込み手荷物1個と身の回り品1個の合計2個までで、重さは合わせて10kgまでです。100席以上の機材なら、機内持ち込み手荷物は3辺の和が115cm以内で、55cm×40cm×25cm以内に収まる大きさです。身の回り品は40cm×30cm×20cm以内で、前の座席の下に置きます。
預け入れの荷物が届かなかったときのために、シューズなどレースに欠かせない物は機内持ち込みの荷物に入れるよう勧める記事が、海外に3件あります。RMR Trainingはシューズと補給食を挙げ、HYROX Insiderは、乗り継ぎのある国際線では荷物の紛失が起きやすいとしています。Hybrid Pro Coachは、レースに欠かせない物を機内持ち込みに、回復用品や普段着を預け入れに分ける荷造りを勧めています。
新幹線で行くときの荷物の大きさの決まり
東京から大阪・名古屋の大会に新幹線で行く場合は、JR東海の荷物の決まりに沿って荷造りします。東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、3辺の合計が160cm以下の荷物(リュックサックや機内持ち込みサイズのスーツケースなど)は、足元か座席の上の荷物棚に置きます。160cm以下でも大きめのスーツケースは、予約なしでデッキの荷物置場を使えます。
3辺の合計が160cmを超えて250cm以内の荷物は「特大荷物」になり、特大荷物スペースつき座席を予約する必要があります。予約に追加の料金はかかりませんが、予約しないで持ち込むと持込手数料1,000円(税込)がかかります。250cmを超える荷物は持ち込めません。スポーツ用品・楽器・車いす・ベビーカーなどは、大きさにかかわらず予約はいりません。リュックサックと機内持ち込みサイズのスーツケースに収まる荷物なら、特大荷物の予約は関係ありません。
JR東海の列車に持ち込める荷物は、3辺の合計が250cm以内(長さは2mまで)で重さ30kg以内の物が2個までです。傘やハンドバッグなどの身の回り品は数に入りません。冷却スプレーなどのスプレー缶を持って行くときは、可燃性の液体や高圧ガスを含む市販の製品は、2リットル以内か、容器を含めて2キロ以内に限って持ち込めるという決まりにも当てはまります。
新幹線の運賃など移動にかかる費用の目安はHYROXの遠征旅行ガイドに、会場までの行き方はインテックス大阪へのアクセスと宿とポートメッセなごやへのアクセスと宿にまとめています。
宿泊する人はレース後の着替えと洗濯の手段も用意しておく
海外の記事のうち2件は、レースが終わったあとのために、乾いた着替え(シャツ・パンツ・靴下)、サンダル、上着、軽い補給食やプロテインをバッグに入れておくよう勧めています。Hyrox Vaultは、レース後20分以内に乾いた服に着替えると体が冷えすぎるのを防げるとし、動きを止めると会場が寒く感じるので上着を持つよう書いています。Hyrox Data Labはタオルも挙げています。会場で預けるバッグには、この着替えを入れておきます。
レースで汗をかいたウェアは、宿で洗うか、持ち帰ることになります。大阪大会の公式ページは、公式ホテルパートナーのハイアットを案内していて、会員の特典にレースキットの無料洗濯を挙げています(2026年10月1日時点)。
荷造りは当日の朝ではなく、前日までに済ませるよう勧める記事が3件あります。遠征の場合は家を出る前に一度そろえ、前日の夜に宿で、会場で預けるバッグの中身をもう一度確かめます。前日にやることはHYROX前日にやることにまとめています。
友達やパートナーと行くときに1人ずつ用意する物

ダブルスやリレーで一緒に出る場合や、友達と同じ日に出る場合でも、受付は1人ずつ本人が行います。千葉大会のイベントガイドと大阪大会の公式ページは、どちらも代わりに受付することはできないとしているので、身分証は各自が持って行きます。大阪大会のチケットは選手ごとに別のメールアドレスで登録する決まりで、チケットも1人ずつです。
千葉大会では、手荷物預けはアスリートだけが使え、1人1個まででした。2人の荷物を1つのバッグにまとめる必要はありませんが、応援に来た友達の荷物は預けられません。受付や手荷物預けの運用は大会ごとに変わることがあるので、出場する大会のイベントガイドで確かめてください。
レース中は、グローブなど使ってよいと決められた物も、スタートからフィニッシュまで自分で持ち続けます。ダブルスとリレーのルールブックにも、相方やチームメイトとの受け渡しを例外とする記述はありません。補給用のジェルも、それぞれがスタート前に身につけておきます。
飛行機で行く場合、スプレーの数量の上限(合計2L)は1人あたりの量として決められています。
KEY TAKEAWAYS
- HYROXの遠征の持ち物は、会場で預けるバッグ、移動中に手元に置くバッグ、宿に置く荷物の3つに分けます。千葉大会では、手荷物預けはアスリートだけで1人1個まで、スタート予定時刻の1時間前から預けられました
- 会場には写真付きの公的な身分証とチケットを持って行きます。事前受付をした人は、受け取ったタイミングチップ・アンクルストラップ・リストバンドも当日に持って行きます
- 飛行機ではモバイルバッテリーは預けられず、2026年4月24日からは機内に持ち込めるのが2個まで(160Wh以下)です。冷却スプレーやテーピングスプレーは1本0.5L以下、1人の合計2L以下なら持ち込みも預け入れもできます
- 国際線では、液体・ジェル・スプレーを100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットル以下の透明な袋1つにまとめます。日本を出発する国内線にはこの制限はありません
- 新幹線は3辺の合計160cm以下の荷物なら予約はいりません。160cmを超える特大荷物は予約が必要で、予約なしだと持込手数料1,000円がかかります
- 友達やパートナーと出る場合も、身分証・チケット・手荷物預け・レース中の持ち物は1人ずつです
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