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ジム · 11 MIN READ

チョコザップでHYROXの練習はできる? 公式のマシン12種とHYROXの8種目の対応表

チョコザップでできるHYROX(ハイロックス)の練習は一部です。ランはトレッドミルで、スレッドプッシュに使う脚の筋力はレッグプレスで鍛えられます。一方、スキーエルゴ・ローイング・スレッド・ケトルベル・サンドバッグ・ウォールボールは公式のマシン一覧に無く、私物のトレーニング器具の持ち込みも利用規約で原則として禁止されています。公式のマシン12種を8種目に当てはめた対応表と、月額3,278円(税込)での使い方をまとめました(2026年10月19日時点)。

チョコザップでHYROXの練習はできる? 公式のマシン12種とHYROXの8種目の対応表

チョコザップ(chocoZAP)でできるHYROX(ハイロックス)の練習は一部です。合計8kmのランはトレッドミルで練習でき、スレッドプッシュに使う脚の筋力はレッグプレスで鍛えられます。サンドバッグランジは、重りを持たないランジで動きを練習できます。一方で、スキーエルゴ・ローイング・スレッド・ケトルベル・サンドバッグ・ウォールボールは公式サイトのマシン一覧に載っておらず、利用規約では私物のトレーニング器具の持ち込みも原則として禁止されています。チョコザップはランと筋力の土台づくりに使い、種目そのものの練習は本番の器具があるジムで補う形になります。

この記事では、チョコザップ公式サイトのマシン一覧(12種)を、HYROXの8種目とランに1つずつ当てはめました。HYROX公式サイトが種目ごとに挙げる使う部位と、チョコザップ公式が各マシンの説明に書いている部位を突き合わせ、「そのまま練習できる」「代わりの動きで練習する」「筋力だけ鍛えられる」「器具が一覧に無い」に分けています。

根拠にしたのは、チョコザップ公式サイト(マシン一覧・料金・トップページ・お知らせ)と利用規約、HYROX公式のルールブック(2026/27シーズン)と公式サイトの種目紹介、各種目の代わりの動きを挙げた海外のトレーニングガイドです(2026年10月19日時点)。

01

チョコザップの公式のマシン一覧は上半身7種・下半身3種・有酸素運動2種

チョコザップ公式サイトのマシン一覧に載っているのは、上半身7種・下半身3種・有酸素運動2種の計12種です(2026年10月19日時点)。公式は総数を書いていないため、一覧を編集部が数えました。各マシンが働きかける部位は、公式の説明では次のとおりです。

区分

マシン

公式の説明で働きかける部位

上半身

ショルダープレス

肩周り(肩や二の腕)

上半身

チェストプレス

胸周り

上半身

ラットプルダウン

背中の筋肉

上半身

バイセップスカール

二の腕(腕を手前に曲げる)

上半身

ディップス

二の腕周り(肘を伸ばして下げる)

上半身

アブドミナルトレーナー

おなか

上半身

アブベンチ

おなか

下半身

レッグプレス

ヒップや太もも

下半身

アダクション

内ももや股関節

下半身

アブダクション

お尻の横側

有酸素運動

トレッドミル

ウォーキングやジョギング。スピードと傾斜を変えられる

有酸素運動

バイク

膝への負担が軽い。スピードを変えられる

筋力のマシンは、椅子の高さを合わせて重りのピンをさせば始められる方式で、使い方の動画はアプリで見られます。公式ページには、各マシンの重さの範囲の数字は書かれていません。

一覧には、ダンベル・ケトルベル・ケーブルマシン・ローイングマシン・スキーエルゴ・スレッド・ウォールボール・サンドバッグが載っていません。ただし公式は、設備は店舗によって異なり、取り扱いのない店舗もあるとして、詳しくは店舗ページで確かめるよう案内しています。この記事の「一覧に無い」は公式の一覧で見つからなかったという意味で、全店舗に無いと確かめたわけではありません。

チョコザップの公式サイトには、HYROXとの提携や、HYROX向けの器具・プログラムの案内も見つかりませんでした(2026年10月19日時点)。

02

HYROXの8種目とランにチョコザップのマシンを当てはめた対応表

HYROXの本番では、1kmのランと1つの種目を交互に8回繰り返します。チョコザップのマシンの側から見ると、練習に使えるのはトレッドミル・バイク・レッグプレスと、引く・押し上げる動きの上半身のマシンです。

チョコザップの公式のマシン一覧のうち、トレッドミル・バイク・レッグプレス・上半身のマシンと器具なしの動きで、HYROXのどの種目の練習や代わりの動きができるか(レッグプレスはスレッドプッシュの代わり、サンドバッグランジは重りなしのランジで代える)と、一覧に無い器具をまとめたカード図
出典:chocoZAP公式サイト・利用規約、HYROX公式サイト・ルールブック(2026/27シーズン)、Hyrox Vault・Repz・Gymshark ほか(2026年10月19日確認)

種目ごとに、本番の量と重さ、HYROX公式サイトが挙げる主に使う部位、チョコザップの公式の一覧で近いものを並べると次のようになります。重さはシングルスのオープン部門(女子/男子)の値です。ほかの部門の重さはHYROXの種目の重量一覧で確かめてください。

種目

本番の量と重さ(女子/男子)

主に使う部位(HYROX公式)

チョコザップで近いもの

判定

ラン

1km×8回・合計8km

—

トレッドミル

そのまま練習できる

スキーエルゴ

1000m

腕・肩・体幹

ショルダープレス・ラットプルダウン

筋力だけ。機械は一覧に無い

スレッドプッシュ

50m・ソリ込み102kg/152kg

下半身(体の後ろ側全体・太ももの前)・体幹

レッグプレス・傾斜をつけたトレッドミル

代わりの動きで練習する

スレッドプル

50m・ソリ込み78kg/103kg

臀筋・背中・上腕二頭筋・体幹

ラットプルダウン・バイセップスカール

筋力だけ。代わりの器具は一覧に無い

バーピーブロードジャンプ

80m

全身

器具は要らない

店舗の床の広さしだい

ローイング

1000m

—

バイク(心肺の負荷だけ)

機械は一覧に無い

ファーマーズキャリー

200m・ケトルベル片手16kg/24kg

背中・体幹・握力

無し

重りが一覧に無く、持ち込みもできない

サンドバッグランジ

100m・サンドバッグ10kg/20kg

太もも・臀筋

重りなしのランジ(器具なし)・レッグプレス(使う筋肉が重なる)

代わりの動きで練習する

ウォールボール

100回・ボール4kg/6kg

—

無し(器具なしの動きで代える)

ボールと的が一覧に無い

「—」は、公式サイトの種目紹介に使う部位の記載が無いものです。チョコザップのマシンで本番と同じ動きを練習できるのはランだけで、スレッドプッシュとサンドバッグランジは代わりの動きで、スキーエルゴとスレッドプルは使う筋力の一部だけを鍛えられます。ローイング・ファーマーズキャリー・ウォールボールは、近い器具が一覧にありません。

03

ランの8kmはトレッドミルで練習できるが、混雑時は15分が目安

HYROXのランは合計8kmで、本番では1kmずつ種目の間に走ります。チョコザップのトレッドミルは、公式の説明ではウォーキングやジョギングができ、スピードと傾斜を変えられるマシンです。屋内のトレッドミルには空気抵抗が無いため、その分を補うために傾斜を1〜2%にする方法を勧めるトレーニングガイドがあります。根拠と速度の設定はHYROXのラン練習はトレッドミルでできる?にまとめています。

注意したいのは利用時間です。チョコザップは2024年10月30日付の公式のお知らせで、トレッドミルは人気があり長い時間使う人が増えているとして、混んでいるときの利用時間の目安を15分程度としました。お知らせの書き方は「目安」で、時間を過ぎたら使えなくなるといった決まりは書かれていません。現在も同じ運用かは確かめていないため、通う店舗やアプリで確認してください。1kmのランを何本も続ける練習や、ランと筋力のマシンを交互に使う練習は、空いている時間に組む必要があります。

公式サイトにはトレッドミルの最高速度の数字が書かれていません。本番で走りたいペースが出せるかは、通う店舗のマシンで確かめてください。

04

スレッドプッシュはレッグプレスとトレッドミル、サンドバッグランジは重りなしのランジで代わりの練習ができる

HYROX公式サイトは、スレッドプッシュで主に使うのは下半身(体の後ろ側全体と太ももの前)と体幹だとしています。チョコザップのレッグプレスは、公式の説明でヒップや太ももの筋肉に働きかけるマシンです。スレッドが無いときの代わりとして、海外のトレーニングガイドはスクワットやランジと並べて、レッグプレスなどの脚の筋力トレーニングを挙げています。傾斜をつけたトレッドミルで走る・歩く方法もスレッドプッシュの代わりに挙げられていて、チョコザップのトレッドミルでもできます。

サンドバッグランジで主に使うのは、太ももと臀筋です(HYROX公式サイト)。トレーニングガイドがサンドバッグランジの代わりに挙げるのは、重りを持たないウォーキングランジです。Gymsharkは初めての人が動きを覚える段階に向く方法とし、Repzも選択肢の1つに挙げています。レッグプレスをサンドバッグランジの代わりに挙げたガイドは今回の資料に無く、チョコザップのレッグプレスがヒップや太ももに働きかけるマシンで、使う筋肉が重なるという編集部の整理です。プレートに足をのせて押し出すマシンなので、片脚ずつ踏み出して進む動きやバランスの練習にはなりません。店舗のフロアで歩いて進める広さが取れるかは、公式サイトからは分かりません。

代わりの動きは、本番と同じではありません。スレッドについては、効果がどれだけ本番に移るかの裏付けも無いという指摘があり、サンドバッグランジについては、重さの位置やバランスが本番と違うとRepzが書いています。HYROX公式サイトは、スレッドプッシュを大会前に少なくとも1回は試しておくよう勧めています。種目ごとの代わりの動きはスレッドプッシュの代用トレーニングとサンドバッグランジの代用トレーニングにまとめています。

05

スキーエルゴ・スレッドプル・ローイングの機械はチョコザップの一覧に無い

本番のスキーエルゴとローイングは、Concept2というメーカーの機械で行います。Concept2は自社サイトで「The Official Ergs of HYROX」と掲げています。チョコザップの公式の一覧には、この2つの機械も、スレッドプルの代わりとしてトレーニングガイドが挙げるケーブルマシンも載っていません。

一覧のマシンで鍛えられるのは、使う筋力の一部です。HYROX公式サイトは、スキーエルゴで主に使うのは腕・肩・体幹、スレッドプルで使うのは臀筋・背中・上腕二頭筋・体幹だとしています。チョコザップのラットプルダウンは背中の筋肉に、ショルダープレスは肩周りに、バイセップスカールは二の腕に働きかけるマシンです。

ただし、スレッドプルの代わりとしてトレーニングガイドが挙げるのは、ケーブルマシンを使ったロー(座って引く・立って引く)です。ラットプルダウンをスレッドプルの代わりに挙げた記事は、今回の資料にはありません。スキーエルゴの代わりに挙げられているローイングマシンとケーブルマシン(腕を伸ばしたまま引き下ろすストレートアームプルダウン)も、チョコザップの一覧にはありません。エアバイク(アサルトバイクなど)を挙げる記事もありますが、チョコザップの一覧の「バイク」がどの種類のバイクかは、公式の説明に書かれていません。

ローイングは、心肺の負荷だけならバイクで補えます。Hyrox Vaultは、ローイングの練習を有酸素運動で置き換えるなら、固定式の自転車で心肺の要素を補えるとしています。漕ぐ動きの練習にはなりません。種目ごとの代わりの動きはスキーエルゴの代用トレーニング・スレッドプルの代用トレーニング・ローイングの代用トレーニングにまとめています。

06

ファーマーズキャリーとウォールボールの器具は一覧に無く、私物の持ち込みも原則禁止されている

ファーマーズキャリーはケトルベルを両手に1つずつ持って200m歩く種目、ウォールボールはボールを的へ投げ上げる種目です。チョコザップの公式の一覧には、ケトルベル・ダンベル・ウォールボールのボールと的のどれも載っていません。

自宅での練習のように、器具を自分で持って行く方法も使えません。チョコザップの利用規約は、遵守事項(第7条)に「私物のトレーニング器具の持ち込みをしないこと」を挙げています(一部のサービスを除く)。例外の「一部のサービス」が何を指すかは、この条文には書かれていません。バンド・ケトルベル・サンドバッグ・ボールを持ち込んで、店舗で代わりの動きをする練習はできません。

器具を使わない代わりの動きはあります。ウォールボールの代わりとして、Repzは手を伸ばしながら行う制御したスクワットジャンプを、Hyrox Vaultはホテルの部屋でできるメニューの中でスクワットから頭上へ手を伸ばす動きを50回行う方法を挙げています。ファーマーズキャリーについては、HYROX公式サイトが、毎週の買い物で荷物を持ち帰る動作で手軽に練習できると紹介しています。この種目で求められるのは、背中の筋肉・体幹・握力です。

器具なしの動きで練習できないこともあります。Hyrox Vaultは、ウォールボールの代わりの動きでは、胸の位置でボールを受けるリズムが失われるとし、Repzはボールのキャッチや的に当てることは再現できないとしています。複数のトレーニングガイドが大会前に本物のボールと的で練習する機会を作るよう勧めていて、Hyrox Vaultは、大会前の6週間のうちに一度でもウォールボールのあるジムに行くことを勧めています。詳しくはウォールボールの代用トレーニングとファーマーズキャリーの代用トレーニングにまとめています。

07

バーピーブロードジャンプは器具なしでできるが、店舗の床で動けるかを確かめる

バーピーブロードジャンプは、バーピーと幅跳びを組み合わせた自重の種目で、器具は要りません。本番では80m進みます。重りなしのウォーキングランジや、スクワットから手を伸ばす動きも、器具を使わずにできます。

ただし、チョコザップの店舗のフロアで跳びながら進む広さが取れるかは、公式サイトには書かれていません。設備と同じく店舗によって違う可能性があるため、通う店舗で確かめてください。器具を使わない練習をまとめて行うなら、自宅でできるHYROXの練習も参考になります。

08

チョコザップは月額3,278円で、大会前は本番の器具があるジムを組み合わせる

チョコザップの料金は月額2,980円(税込3,278円)で、年額プランは29,800円(税込32,780円・月あたり約2,731円)です。入会金と事務手数料は初回入会なら不要です。月額プランは継続の縛りが無く、最短で翌月から解約できます(毎月10日までに手続きするとその月の末で解約)。年額プランは契約期間が12か月で、解約の申し出がない限り12か月ごとに自動更新されます。店舗は全国に1,800店舗以上あり、24時間365日使えます(24時間営業でない店舗や休館日がある店舗もあります)。月額で使い放題になるのはトレーニングマシンだけです(いずれも2026年10月19日時点)。

チョコザップの利用ルール(私物の器具の持ち込み禁止・トレッドミルの混雑時15分の目安・店舗ごとに違う設備・使い放題はマシンだけ)と、それぞれがHYROXの練習にどう影響するかを並べたカード図
出典:chocoZAP公式サイト(料金・トップ・お知らせ)・利用規約(2026年10月19日確認)

チョコザップでできるのは、ランと、脚・背中・肩の筋力づくり、器具を使わない動きまでです。スキーエルゴ・ローイング・スレッド・ウォールボールなどの種目は、本番の器具があるジムで練習します。

本番の器具があるジムは、会員にならなくても使える施設があります。たとえば、ゴールドジムでHYROXの練習ができる11店舗のビジター料金は、1回2,750〜3,960円です(2026年10月9日時点)。チョコザップの月額(税込3,278円)は、ゴールドジムのビジター1回分と同じくらいの金額です。Gymsharkは、器具がそろわない場合は大会前にHYROXトレーニングクラブを何度か訪ねて、本番で行う種目に慣れておくよう勧めています。

ビジターで使える施設はビジターでHYROXの練習ができるジム、月会費の目安はHYROXの練習ができるジムの料金、ほかのチェーンでの確かめ方はエニタイムやゴールドジムでHYROXの練習はできる?、ジムの器具で組む1回分の通し練習は普通のジムでできるHYROXの練習メニューにまとめています。

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KEY TAKEAWAYS

  • チョコザップの公式のマシン一覧は、上半身7種・下半身3種・有酸素運動2種の計12種です。ダンベル・ケトルベル・ケーブルマシン・ローイングマシン・スキーエルゴ・スレッド・ウォールボール・サンドバッグは載っていません(2026年10月19日時点)
  • 本番と同じ動きで練習できるのはラン(トレッドミル)です。2024年10月30日付の公式のお知らせでは、混んでいるときのトレッドミルは15分程度が利用時間の目安です(今も同じ運用かは店舗で確認)
  • スレッドプッシュに使う脚の筋力はレッグプレスで鍛えられ、サンドバッグランジは重りなしのランジで動きを練習できます。スキーエルゴとスレッドプルで使う背中や肩の筋力はラットプルダウンやショルダープレスで鍛えられますが、種目の動きの練習にはなりません
  • 利用規約で私物のトレーニング器具の持ち込みが原則として禁止されているため、バンドやケトルベルを持ち込む代わりの動きは店舗でできません
  • 月額は税込3,278円です。ランと筋力の土台をチョコザップで作り、大会前は本番の器具があるジムで種目を練習する組み合わせが向いています
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