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HYROXの練習は公営の体育館でできる? トレーニング室の料金・器具と8種目の練習方法

HYROX(ハイロックス)の練習は、公営の体育館やスポーツセンターのトレーニング室でもできます。公式サイトで確かめた9施設のうち8施設は1回300〜360円でした。ランニングマシン・ダンベル・パワーラックでできる種目の練習、器具の一覧に載っていなかったスキーエルゴやスレッドの代わりの動き、初回の講習や室内用シューズなど行く前に確かめることを、自治体と指定管理者の公式サイトの記載から整理しました。

HYROXの練習は公営の体育館でできる? トレーニング室の料金・器具と8種目の練習方法

HYROX(ハイロックス)の練習は、公営の体育館やスポーツセンターにあるトレーニング室でもできます。公式サイトで確かめた9施設のうち8施設は、1回300〜360円でした(2026年10月9日時点)。残る港区スポーツセンターは、区内に住んでいるか通勤・通学している人が500円、区外の人が800円です。ランニングマシン・ダンベル・バーベル・パワーラックがある施設なら、ラン、ファーマーズキャリー、ランジ、スレッドに向けた脚の筋力の練習ができます。

スキーエルゴ、スレッド(ソリ)、ウォールボールの的、ケトルベルは、器具を公式サイトに載せていた8施設のどこにも書かれていませんでした。この4つは代わりの動きで練習し、大会の前に本物の器具がある施設で一度試しておきます。体育館のフロア(競技場・体育室)を個人で使える時間は、確かめた4施設とも、曜日と時間帯ごとに種目が決まっていました。

この記事では、足立区・平塚市・神戸市・葛飾区・港区・西東京市・千葉県・渋谷区・目黒区のトレーニング室と、葛飾区・世田谷区の陸上競技場について、自治体や指定管理者の公式サイトに書かれていることを表にまとめます。種目の量と重さはHYROXのルールブック(2026/27シーズン)、代わりの動きは海外のトレーニングガイドを根拠にしました。料金や決まりは施設ごとに改定されるので、行く前に各施設の公式サイトで確かめてください。

01

公営のトレーニング室で練習できるHYROXの種目の一覧

HYROXの本番では、1kmのランと1つの種目を交互に8回繰り返します(ランは合計8km)。ランと8種目を公営のトレーニング室でどう練習するかを、種目の順に並べました。右端の列は、器具を公式サイトに載せていた8施設(足立区・平塚市・神戸市・葛飾区・港区・西東京市・千葉県・渋谷区)での扱いです。

公営のトレーニング室の器具(ランニングマシン・ダンベル・パワーラックとスミスマシン・ケーブルとプーリー・ローイングエルゴメーター)ごとに、HYROXのどの種目の練習に使えるかと、器具の記載があった施設の数を並べた図。スキーエルゴ・スレッド・ウォールボールの的・ケトルベルは8施設とも記載なし
公営のトレーニング室の器具でできる練習。器具を公式サイトに載せていた8施設の記載(2026年10月9日確認)と、HYROXルールブック(2026/27シーズン)・海外のトレーニングガイドから作成

順番

種目

本番の量

公営のトレーニング室での練習

器具の記載(8施設)

—

ラン

1km×8回

ランニングマシンでそのまま走る

ランニングマシン(トレッドミル)は7施設

1

スキーエルゴ

1000m

ケーブルを引き下ろす動きなどに置き換える

記載なし

2

スレッドプッシュ

50m

脚の筋力トレーニングと、傾斜をつけたランニングマシン

スレッドは記載なし。パワーラックやスミスマシンは6施設

3

スレッドプル

50m

ケーブルで引く動きに置き換える

スレッドは記載なし。ケーブルやプーリーの器具は4施設

4

バーピーブロードジャンプ

80m

器具は要らない。跳んで進める場所があるかを施設に聞く

—

5

ローイング

1000m

機械があればそのまま漕ぐ

ローイングエルゴメーターは平塚市の1施設

6

ファーマーズキャリー

200m

ダンベルを両手に持って歩く

ダンベルの重さの記載は6施設(最大20〜35kg)。ケトルベルは記載なし

7

サンドバッグランジ

100m

ダンベルを持つか、バーベルを担いで行うランジ

サンドバッグは記載なし

8

ウォールボール

100回

ダンベルのスラスター(しゃがんで立ち上がり、頭上へ押し上げる動き)

的は記載なし。メディシンボールは千葉県の1施設

「記載なし」は、公式サイトの器具の記載に名前が見つからなかったという意味です。その器具が施設に無いことを確かめたわけではありません。足立区は、区内に9か所あるトレーニングルームで機器の種類や数が違うと案内しています。一覧に無い器具を使いたいときは、電話か窓口で聞いてください。

02

公営のトレーニング室9施設の料金と器具の比較

1回の料金は8施設が300〜360円

確かめた9施設(東京都6・神奈川県1・千葉県1・兵庫県1)のうち、6施設が1回300円でした。金額はどれも大人1人の料金で、2026年10月9日時点の各施設の公式サイトの記載です。

施設

1回の料金

使える時間

回数券など

足立区総合スポーツセンター(東京都)

300円

9:00〜21:00

—

平塚市総合公園のトレーニングルーム(神奈川県)

300円

午前・午後・夜間の3部門。1部門ごとに1回分

—

神戸市立王子スポーツセンター(兵庫県)

350円

8:00〜21:00(最終受付20:30)

15ポイントで1回無料

葛飾区奥戸総合スポーツセンター体育館(東京都)

300円

9:00〜21:00の間で1回2時間以内

—

港区スポーツセンター(東京都)

区内在住・在勤・在学の人は500円、区外の人は800円

営業時間は8:30〜22:30(最終入場21:30)

—

西東京市総合体育館(東京都)

300円

2時間(超えると150円)

16枚つづりで4,500円

千葉県総合スポーツセンター(千葉県)

360円

2時間(超えると30分ごとに90円)

11回分で3,600円

渋谷区スポーツセンター(東京都)

300円

9時〜21時

—

目黒区立中央体育館(東京都)

300円

9:00〜22:00

定期券は1か月3,600円(区内在住・在学・在勤の証明が必要)

1回300円の施設に月4回通うと1,200円、月8回で2,400円です。1回360円の千葉県総合スポーツセンターでも、月8回で2,880円になります。港区スポーツセンターに区外の人が月8回通うと6,400円です。当サイトが公式サイトで確かめたエニタイムフィットネス9店とゴールドジム5店の月会費は7,480〜11,550円でした(2026年10月4日時点。施設ごとの金額はHYROXの練習ができるジムの料金にまとめています)。

回数券を使うと1回あたりがもう少し下がります。西東京市の回数券は1回あたり約281円、千葉県のプリペイドは1回あたり約327円です。目黒区の定期券は、月12回で当日券と同じ金額になります。

住んでいる場所で使える人や料金が決まる施設もあります。渋谷区スポーツセンターを使えるのは、区内に住んでいるか、通勤・通学している人です。港区スポーツセンターは誰でも使えますが、区内の料金で使うには事前の個人登録(無料)が要ります。平塚市と神戸市は、市外の人も使えると書いています。

施設ごとのランニングマシン・ダンベル・ラックの記載

器具は施設によって大きく違います。ランニングマシンは西東京市の2台から港区の17台まで、ダンベルの最大は神戸市の20kgから千葉県の35kgまで幅がありました。

施設

ランニングマシン

ダンベル

ラック・スミスマシン

ケーブル・引くマシン

そのほか

足立区総合スポーツセンター

6台

重さの記載なし(各種バーベルほか)

パワーラック1台・スミスマシン1台

ケーブルタワー・プルダウン・ローロウ

レッグプレス

平塚市総合公園

名前の記載なし

「フリーウェイト」とだけ記載

記載なし

ラットプルダウン・シーテッドロー

ローイングエルゴメーター・レッグプレス

神戸市立王子スポーツセンター

4台

1〜20kg(各1組)

記載なし

シーテッドロー・ラットプル

レッグプレス

葛飾区奥戸総合スポーツセンター体育館

台数の記載なし(有酸素運動エリアは合計26台)

1〜24kg

スミスマシン2台

ケーブル1台

フリースペース

港区スポーツセンター

17台

1〜30kg

スミスマシン・パワーケージ各1台

器具名の記載なし

ベンチプレス1台

西東京市総合体育館

2台

1〜30kg(10kg以上は2kg刻み)

パワーラック・スクワットラック・スミスマシン

マルチプーリー・シーテッドロー・ラットプルダウン

レッグプレス・ゴムチューブ

千葉県総合スポーツセンター

5台

1〜35kg

パワーラック2台・マルチラック1台・スミスマシン1台

ハイ・ロープーリー・ラットプルダウン・ロウイングマシン

レッグプレス・メディシンボール・エクササイズ用チューブ

渋谷区スポーツセンター

台数の記載なし(有酸素マシンは合計25台)

0.5〜30kg

パワーラック

器具名の記載なし(ウエイトマシンは12台)

アジャスタブルベンチ

目黒区立中央体育館

器具の一覧なし

—

—

—

—

渋谷区の器具は、区の公式サイトがリンクしているスポーツセンターの専用サイトに載っています。目黒区は、一般公開と施設紹介の2ページを確かめましたが、どちらにも器具の一覧がありませんでした。千葉県の一覧にある「ロウイングマシン」は、広背筋を鍛える筋力マシンの並びに載っています。HYROXのローイングで使う漕ぐ機械かどうかは、一覧からは分かりません。

03

種目ごとの練習方法と部門別の本番の重さ

重さのある種目は、出る部門で本番の重さが変わります。2026/27シーズンのルールブックの値を、同じ重さの部門ごとにまとめました。

部門

ファーマーズキャリー(片手)

サンドバッグランジ

ウォールボール

スレッドプッシュ(ソリ込み)

スレッドプル(ソリ込み)

女子オープン(シングルス・ダブルス・リレー)

16kg

10kg

4kg

102kg

78kg

男子オープン(シングルス・ダブルス・リレー)、女子プロ(シングルス・ダブルス)、ミックスダブルス

24kg

20kg

6kg

152kg

103kg

男子プロ(シングルス・ダブルス)

32kg

30kg

9kg

202kg

153kg

この表に無い部門や、距離・回数を含めた全体はHYROXの重量一覧で確かめてください。

ランはランニングマシンで1kmを繰り返す

本番のランは1kmが8回です。ランニングマシンは、器具の記載があった8施設のうち7施設に載っていました。台数が書かれていた5施設では2〜17台です。傾斜やペースの合わせ方はトレッドミルでのHYROXのラン練習で紹介しています。

平塚市総合公園には体育室の2階にランニングコースがあり、トレーニングルームの使用券を買った時間帯だけ使えます(大会などで体育室が専用利用されている日は使えません)。港区スポーツセンターの施設案内にも屋内と屋外のランニングコースが載っていますが、距離と料金は今回確かめられていません。

ファーマーズキャリーはダンベルを両手に持って歩く

本番のファーマーズキャリーは、ケトルベルを両手に1つずつ持って200m歩きます。ケトルベルは8施設のどの記載にもありませんでしたが、ダンベルで練習できます。Hyrox Vaultは練習にはダンベルかケトルベルがあれば理想的だとし、simongPTは重いダンベルを両手に持って歩く方法を手軽な代わりとして挙げています。

確かめたいのは、ダンベルの最大が自分の部門の重さに届くかどうかです。

ファーマーズキャリーで片手に持つケトルベルの重さ(女子オープン16kg、男子オープン・女子プロ・ミックスダブルス24kg、男子プロ32kg)と、公営のトレーニング室6施設のダンベルの最大(神戸市20kg、葛飾区24kg、港区30kg、西東京市30kg、渋谷区30kg、千葉県35kg)を並べた横棒グラフ
ファーマーズキャリーの重さと公営施設のダンベルの最大。出典:HYROXルールブック(2026/27シーズン)、各施設の公式サイト(2026年10月9日確認)

出る部門

片手に持つ重さ

ダンベルの最大がこの重さ以上の施設

女子オープン(シングルス・ダブルス・リレー)

16kg

神戸市(20kg)・葛飾区(24kg)・港区(30kg)・西東京市(30kg)・渋谷区(30kg)・千葉県(35kg)

男子オープン(シングルス・ダブルス・リレー)、女子プロ(シングルス・ダブルス)、ミックスダブルス

24kg

葛飾区・港区・西東京市・渋谷区・千葉県

男子プロ(シングルス・ダブルス)

32kg

千葉県

ちょうど同じ重さのダンベルがあるかは、何kg刻みで置いてあるかによります。西東京市は10kg以上が2kg刻みと書いています。神戸市は各重さ1組なので、ほかの人が使っているときは待つことになります。持って歩ける場所があるかも、施設で聞いてください。ケトルベルが無いときの練習はファーマーズキャリーの代用トレーニングで詳しく扱っています。

サンドバッグランジはダンベルかバーベルのランジに置き換える

本番のサンドバッグランジは、サンドバッグを両肩に担いで100m進みます。サンドバッグは8施設のどの記載にもありませんでした。Gymsharkは、サンドバッグが無いときに最初に試す方法として、バーベルを背中の上部に担いで行うウォーキングランジを挙げています。重さが乗る位置が本番に近いという理由です。ダンベルを両手に1つずつ持って行うランジも代わりになります。Gymsharkは、この方法では脚に加えて握力にも負荷がかかるとしています。

代わりの重さを本番と同じにする必要は、必ずしもありません。Repzは、器具が変われば扱い方も変わるので、目的に合った扱える重さを選ぶよう勧めています。西東京市総合体育館は、ウェイトリフティング用のプラットフォームが無く、プレートを付けたシャフトを投げ落とせないと書いています。バーベルを担ぐなら、最後まで自分で下ろせる重さにしてください。リュックを使う方法などはサンドバッグランジの代用トレーニングにまとめています。

スレッドプッシュとスレッドプルは脚の筋力とケーブルの練習に置き換える

スレッド(ソリ)は、8施設のどの記載にもありませんでした。スレッドプッシュの代わりとして海外のトレーニングガイドが挙げるのは、スクワット・ブルガリアンスクワット・ランジ・レッグプレスといった脚の筋力トレーニングと、傾斜をつけたランニングマシンで走る・歩く練習です。バーベルのスクワットに使うパワーラックやスミスマシンは6施設(足立区・葛飾区・港区・西東京市・千葉県・渋谷区)、レッグプレスは5施設(足立区・平塚市・神戸市・西東京市・千葉県)の一覧に載っていました。

電源を切ったランニングマシンのベルトを押す方法は、紹介する記事と、メーカーが想定した機種以外ではやらないよう注意する記事に分かれています。公営の施設で試す前に、必ずスタッフに確かめてください。

スレッドプルの代わりは、ケーブルで引く動きです。Virtuosityは重い負荷でのシーテッドケーブルローを5セット×10〜12回、Hyrox Vaultは立って行うケーブルローを挙げています。ケーブルやプーリーの器具は、足立区(ケーブルタワー)・葛飾区(ケーブル)・西東京市(マルチプーリー)・千葉県(ハイ・ロープーリー)の4施設にありました。Hyrox Vaultは、バンドを使ったロー動作を50〜100回続ける方法も挙げています。西東京市と千葉県の一覧には、チューブが載っています。

どちらの代わりも、本物のスレッドと同じ負荷を再現するものではありません。くわしいやり方はスレッドプッシュの代用トレーニングとスレッドプルの代用トレーニングを見てください。

スキーエルゴとローイングは機械があるかを先に確かめる

本番のスキーエルゴとローイングは、どちらも1000mです。使うのはConcept2というメーカーの機械で、同社はサイトで「The Official Ergs of HYROX」と掲げています。

ローイングエルゴメーターが一覧に載っていたのは、平塚市総合公園の1施設でした。メーカーや機種は書かれていません。スキーエルゴは、8施設のどの記載にもありませんでした。

スキーエルゴの代わりとして複数のトレーニングガイドが挙げるのは、ケーブルのストレートアームプルダウン(腕を伸ばしたまま、頭上のケーブルを太ももの高さまで引き下ろす動き)と、ローイングマシンです。ただし、スキーエルゴ特有の動きまでは再現できないという指摘があります。代わりの動きはスキーエルゴの代用トレーニングとローイングの代用トレーニングで紹介しています。

ウォールボールはダンベルのスラスターに置き換える

本番のウォールボールは、ボールを的に向けて100回投げます。的は8施設のどの記載にもありませんでした。Gymsharkは、メディシンボールが無ければダンベルかケトルベルのスラスター(スクワットから頭上へ押し上げる動き)がよい代わりになるとしています。

千葉県総合スポーツセンターの一覧には、備品としてメディシンボールが載っています。重さと、壁に向けて投げてよいかは書かれていません。使う前に施設に確かめてください。ボールや的が無いときの練習はウォールボールの代用トレーニングにまとめています。

バーピーブロードジャンプは跳んで進める場所があるかを聞く

バーピーブロードジャンプは、器具を使わない自重の種目です。本番では80mを跳びながら進みます。トレーニング室で条件になるのは床の使い方です。葛飾区の施設紹介には「フリースペース」が載っています。一方、神戸市立王子スポーツセンターは、ストレッチルームをダンスやシャドウボクシングなどには使えないと書いています。場所ごとに使い方が決まっている施設があるので、跳んで進む動きをしてよい場所があるかを先に聞いてください。

1回2時間の枠で行う通し練習の長さ

葛飾区・西東京市・千葉県は、1回の料金で使えるのが2時間です。葛飾区は、着替えやシャワーの時間もこの中に含むとしています。Hybrid Pro Coachは、通し練習を負荷の大きさで分けています。ミニ・シミュレーションは30〜40分で、1kmのラン3〜4本と種目3〜4個を行います。ハーフ・シミュレーションは45〜60分で、1kmのラン4本と4種目です。練習そのものの時間は、どちらも2時間より短い設定です。

千葉県は、初回のガイダンスの時間(約30分)も2時間に含まれます。器具の並べ方や種目の選び方は普通のジムでできるHYROXの練習メニューを参考にしてください。平塚市は曜日・時間帯別の混雑の目安を、神戸市はトレーニングルームの利用状況を公式サイトに載せています。

04

体育館のフロアを個人で使える時間は種目が決まっている

体育館のフロア(競技場・体育室・アリーナ)を個人で使える時間は、確かめた4施設とも、曜日と時間帯ごとに種目が決まっていました。

施設

個人で使える種目

料金

葛飾区奥戸総合スポーツセンター体育館(大体育室・小体育室)

バドミントン・バレーボール・卓球・バスケットボール・ソフトテニス(1日4回の時間帯ごとに指定)

500円

渋谷区スポーツセンター

バレーボール・卓球(曜日と時間を指定)

300円

目黒区立中央体育館(競技場)

ソフトテニス・バドミントン・バレーボール・卓球・バスケットボールなど(曜日と時間帯ごとのプログラム)

300円

港区スポーツセンター(アリーナなど)

曜日と時間帯で競技種目が変わる(種目は個人公開のスケジュールで案内)

個人利用の料金として区内の人は500円、区外の人は800円(アリーナだけの料金の記載は見つからず)

スレッドを押す、バーピーで進むといったHYROXの種目の枠は、種目を載せていた3施設の個人利用の一覧にありませんでした。HYROXの練習に使えるかどうかは、どのページにも書かれていません。葛飾区と港区は、使う道具を各自で用意するよう案内しています。

仲間と場所を借りて練習する場合は、貸切になります。渋谷区スポーツセンターの貸切は、区の施設予約システムに登録した団体が対象で、大体育室は2時間で半面7,000円・全面14,000円、小体育室は5,000円です。団体登録には、構成員が2人以上でその2分の1以上が区内在住・在勤・在学であること、代表者(満16歳以上)が区内在住・在勤・在学であることが求められます。この条件に当てはまらない「その他団体」という区分もあると書かれているので、区外の仲間と借りたい場合は施設に確かめてください。目黒区立中央体育館は、一般公開を個人向けとしていて、団体での利用は控えるよう求めています。器具を持ち込めるか、床を傷めない動きに限られるかは、申し込む前に施設に確かめてください。国内の練習会の探し方は日本で開かれるHYROXの練習会の探し方で紹介しています。

05

陸上競技場のトラックで1kmのランを練習する

公営の陸上競技場には、トラックを個人で使える日を設けているところがあります。1周の距離が決まっているので、1kmを区切って走る練習に使えます。

施設

料金(大人)

使える日

決まり

葛飾区奥戸総合スポーツセンター 陸上競技場

300円(2時間)

大会や貸切の日を除く

個人利用は陸上競技の種目のみ。天然芝のフィールドには入れない

世田谷区立総合運動場 陸上競技場(1周400m・8レーン)

平日は9〜15時が450円、15〜21時が300円。土日祝は540円と360円

個人利用日は毎月第4土曜日。ほかの日も団体の利用が無ければ使える

運動靴以外では入れない。利用目的以外の使い方はできない

1周400mのトラックなら、2周半で1kmです。世田谷区は、個人利用日以外に使いたいときは団体の利用状況を事前に問い合わせるよう案内しています。

葛飾区の個人利用は陸上競技の種目に限られます。トラックでランジやバーピーをしてよいかは書かれていないので、走る練習に使うのが確実です。

06

行く前に確認したい初回の手続きと決まり

初めて使うときの手続きは施設で違う

初回に講習を受ける必要がある施設と、そのまま使える施設があります。予約が要る施設は、行く日より前に手続きを済ませておきます。

施設

初めて使うときの手続き

使える人

足立区総合スポーツセンター

新規講習とトレーニングアドバイスを受ける(どちらも事前予約)。登録後は予約なしで使える

15歳以上(中学生を除く)

平塚市総合公園

ビギナー講習会を受ける(定員10名。本人が受付で申し込む。電話では予約できない)

中学生以下は不可。市外の人も可

神戸市立王子スポーツセンター

約30分の初回講習会。ほかの施設でマシンを使った経験があれば、注意事項の説明だけで使える

高校生以上。市外の人も可

葛飾区奥戸総合スポーツセンター体育館

事前の登録・予約は不要(先着順。混雑時は利用を制限することがある)

高校生相当以上

港区スポーツセンター

区外の人は登録なしで券売機のチケットを買う。区内の料金で使う人は事前に個人登録。スタッフに声をかけると、ルールやマシンの使い方の案内を受けられる

中学生以上。区外の人も可

西東京市総合体育館

初回の利用時に利用登録とカードの発行

15歳以上(中学生を除く)

千葉県総合スポーツセンター

約30分のガイダンス(10:00・14:00・19:00に開始。予約は不要。遅れると受けられない)

ガイダンスを受けた中学生以上

渋谷区スポーツセンター

当日に券売機で使用券を買う(講習の記載は見つからず)

区内在住・在勤・在学の中学生以上

目黒区立中央体育館

初回の利用時に講習会(予約不要)

年齢の条件の記載は見つからず(当日券の「大人」は18歳以上)

足立区は、1年間使わないと再登録が必要です。千葉県は、ガイダンスだけ受けて帰る場合も利用料金がかかります。

室内用のシューズと服装

室内用のシューズは、9施設すべてが必要だと書いています。外で履いている靴のままでは入れません。千葉県総合スポーツセンターは、屋外で一度も使っていないシューズを求めていて、貸し出しもありません。大会で履くシューズを外でも使っているなら、室内用を別に1足用意します。

服装は、運動に適したものが必要です。西東京市はデニムでは使えないと書いていて、足立区もジーンズなど服装によっては利用を断る場合があるとしています。足立区では、ロッカーを使う場合に返却式の100円硬貨が要ります。

トレーナーに教わる使い方と道具の持ち込み

パーソナルトレーナーと一緒に行って教わる使い方は、断っている施設があります。目黒区立中央体育館は室内での指導とパーソナルトレーニングを、千葉県総合スポーツセンターは利用者どうしで教える・教わることを目的にした利用を断っています。港区スポーツセンターも、パーソナル指導や、ほかの人への運動指導はできないとしています。トレーナーにHYROXの対策を頼みたい人は、パーソナルトレーナーにHYROX対策を頼むときに伝えることも読んでください。

道具の持ち込みにも決まりがあります。千葉県総合スポーツセンターは、バットや跳び縄などの個人の用具を持ち込まないよう求めています。自分のサンドバッグやボールを持っていきたいときは、先に施設に聞いてください。

休館日と混雑

休みの日は施設で違います。平塚市と千葉県は月曜日、神戸市は第4水曜日、港区は第1月曜日、渋谷区は第1・3月曜日が休みです(祝日に重なるときの扱いは各施設の公式サイトで確かめてください)。平塚市は、混雑時に危険防止のため10〜30分ほど入場を待つことがあると書いています。

07

自分の自治体で公営のトレーニング室を探す手順

ここで挙げた9施設は一例です。住んでいる自治体や勤め先の近くの施設は、次の順で調べてください。

  • 「市区町村名 トレーニング室 個人利用」や「市区町村名 スポーツセンター トレーニングルーム」で検索し、自治体か指定管理者の公式サイトを開く
  • 料金、使える時間、休館日、使える人(年齢と、在住・在勤・在学の条件)を見る
  • 初回の講習があるか、予約が要るか、開始時刻が決まっているかを見る
  • 器具の一覧で、ランニングマシンの台数、ダンベルの最大の重さ、パワーラックやスミスマシン、ケーブル、ローイングの機械を探す
  • 一覧に無い器具(スキーエルゴ・ケトルベル・メディシンボールなど)と、床を使う動き(バーピーブロードジャンプ・歩いて進むランジ)ができるかを、電話か窓口で聞く
  • 陸上競技場があれば、トラックを個人で使える日と料金を見る
08

大会の前に本物の器具がある施設で一度試す

公営のトレーニング室でできるのは、ランと、重さを持つ種目の土台づくりです。スレッド・スキーエルゴ・ウォールボールは、代わりの動きだけでは本番の感覚までは分かりません。HYROX公式サイトは、スレッドプッシュを大会前に少なくとも1回は試しておくよう勧めています。Hyrox Vaultは、大会前の6週間のうちに一度でもウォールボールのあるジムに行き、実際の動きを体験するよう勧めています。同じサイトの別の記事は、大会前の4〜6週間のうちに本物の器具で1〜2回練習するだけでも大きな違いが出るとし、得られるものとしてスレッドプッシュの実際の重さへの慣れや、ウォールボールのリズムの体験を挙げています。

器具がそろった施設は全国のHYROXの練習ができるジムから、会員にならずに1回だけ使える施設はビジターでHYROXの練習ができるジムから探せます。ふだんは公営のトレーニング室で走る練習と筋力の練習を続け、大会が近づいたら器具のある施設を1〜2回使う、という通い方ができます。自宅で行う練習は自宅でできるHYROXの練習で紹介しています。

09

KEY TAKEAWAYS

  • HYROXの練習は公営の体育館のトレーニング室でもできます。確かめた9施設のうち8施設は1回300〜360円、港区スポーツセンターは区内の人が500円・区外の人が800円でした(2026年10月9日時点)
  • 器具を公式サイトに載せていた8施設のうち、ランニングマシンは7施設、ダンベルの重さの記載は6施設(最大20〜35kg)、パワーラックやスミスマシンは6施設にありました。ラン・ファーマーズキャリー・ランジ・脚の筋力の練習ができます
  • スキーエルゴ・スレッド・ウォールボールの的・ケトルベルは、8施設のどの記載にもありませんでした(施設に無いことを確かめたわけではありません)。代わりの動きで練習し、大会の前に本物の器具がある施設で試します
  • ファーマーズキャリーは、ダンベルの最大が部門の重さ(16kg・24kg・32kg)に届くかを見ます。32kgに届く記載があったのは千葉県総合スポーツセンター(最大35kg)でした
  • 体育館のフロアを個人で使える時間は、確かめた4施設とも、曜日と時間帯ごとにバドミントンや卓球などの種目が決まっていました。HYROXの練習に使えるかは書かれていません
  • 初回の講習(予約が要る施設もあります)、室内用のシューズ、使える人の条件、パーソナル指導を断っているかどうかを、行く前に公式サイトで確かめてください
HI

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